【今夜の米国株5/12】マイクロソフト、イーライリリー、ボーイング、パランティア、フィリップス66~注目銘柄とマーケット展望
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【NY市場:5月12日】

【今夜のマーケット展望】

【今夜の米国株5/12】マイクロソフト、イーライリリー、ボーイング、パランティア、フィリップス66~注目銘柄とマーケット展望

【NY市場:5月12日】

フィリップス66<PSX>

・2025/5/9(金)終値110.92ドル+1.73ドル

・5月21日の年次株主総会を前に、アクティビスト(物言う株主)として知られる米ヘッジファンドのエリオット・マネジメントからの株主提案に反対票を投じ、取締役会が提案した議案に賛成するよう、株主向け声明を発表

・フィリップス66では、エリオットが提案する一部事業の分離や売却は株主にとって最善の利益にはならないと反論

・時間外取引では小動き

 

マイクロソフト<MSFT>

・2025/5/9(金)終値438.73ドル+0.56ドル

・オープンAIがマイクロソフトと数十億ドル規模の提携条件を見直すための協議を行っていると報道

・この再交渉はオープンAIが将来的に新規株式公開(IPO)できるようにする一方で、マイクロソフトが高度なAI(人工知能)モデルへのアクセスを維持することを確保する目的

・交渉の主な争点はマイクロソフトがオープンAIに130億ドル以上を投資する見返りとして、オープンAIの新たな営利事業の株式をどの程度受け取るかという点

・時間外取引では小動き

 

【今夜のマーケット展望】

◎NYダウ:2025/5/9(金)終値41,249.38ドル-119.07ドル

◎12日の米国株は堅調か

◎東京市場はもみ合い。アジア市場はしっかり。欧州市場は上昇スタート。時間外取引で米国主要株価指数の先物取引は上昇。

◎米中貿易協議の進展という買い材料と医薬品の薬価引き下げという売り材料が交錯。重要な経済統計の発表が相次ぐことに伴う警戒感もあり、模様眺めの様相が強まりそう

◎トランプ大統領が米国の処方薬の価格を、世界で最も薬価が安い国と同じ水準に引き下げるよう義務付ける大統領令に署名する予定であると報道。アジア市場では医薬品株が軒並み急落

◎米国政府が中国との貿易交渉で合意に達したと発表。米国は中国への関税率を145%から30%へ、中国は米国への関税率を125%から10%へ

◎米商務省が民間航空機、航空機エンジン、部品の輸入について、法律に基づいて安全保障面からの調査を開始したと発表。ボーイング<BA>は現在、10%の関税を払ってイタリアや日本から部品を調達している

◎事故や障害が相次ぐニューアーク・リバティー国際空港で9日早朝に再び航空管制の障害が発生。航空会社と米航空当局は14日に会合を開き、さらなる運航便数削減などについて協議を行う

イーライリリー<LLY>が、自社の肥満症治療薬「ゼップバウンド」がウエストの減少など5つの項目でノボノルディスクの「Wegovy」より減量効果があると欧州肥満学会で発表

◎著名投資家キャシー・ウッド氏のARK ETF(上場投資信託)は日次報告でイルミナ<ILMN>の16万2,292株を取得した一方で、パランティア・テクノロジーズ<PLTR>の2万5,482株を売却したことが判明

◎主な決算発表:なし

◎注目の経済指標: 4月月次財政収支

 

 

(2025年5月12日16時30分執筆)

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