【株価が動いた理由】中外製薬 -11.13%〜薬価の大幅引き下げへ大統領令に署名する方針。業績悪化懸念で急落

【株価が動いた理由】中外製薬 -11.13%〜薬価の大幅引き下げへ大統領令に署名する方針。業績悪化懸念で急落

中外製薬<4519>


💡株価が動いたポイント

✅2025/5/12(月)終値7,304円-915円

✅始値7,760円、高値7,810円、安値7,304円

✅年初来高値8,655円、年初来安値6,232円

✅米国での薬価引き下げによる収益悪化が懸念され、前日比-11.13%の急落となりました


 

◎トランプ大統領が薬価を大幅に引き下げる大統領令に署名すると明かし、業績悪化懸念から医薬品株が軒並み売られました

◎トランプ大統領は、薬価について「ほぼ即時に30~80%下がり、世界で最も薬が安い国と同じ価格になる」と主張しました

◎日本の製薬会社は米国の売上比率が比較的高く、中外製薬もスイスの製薬大手ロシュと提携して米国で事業展開していることから、業績への悪影響が懸念されたようです

◎あるアナリストは「日本の製薬会社には大きなマイナス要因。投資家からも株式の保有を見直すとの声があった」と述べました

◎また、トランプ政権が医薬品追加関税を課すことを検討していることも株価の重石となったようです

◎中外製薬のほか、第一三共<4568>-8.14%、塩野義製薬<4507>-6.36%、大塚ホールディングス<4578>-5.37%、武田薬品工業<4502>-5.52%、エーザイ<4523>-3.95%、アステラス製薬<4503>-3.86%、小野薬品工業<4528>-3.01%なども大幅安となりました

 

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