【NY市場:6月6日】
★ブロードコム<AVGO>
・2025/6/5(木)終値259.93ドル-1.15ドル
・2025年2-4月期売上高と一株当たり利益は市場予想を上回った
・新たに開示された2025年5-7月期売上高予想は市場予想を上回った
・時間外取引では大幅下落
★ルルレモン・アスレティカ<LULU>
・2025/6/5(木)終値330.78ドル-4.41ドル
・2025年2-4月期売上高は市場予想に一致した。一株当たり利益は市場予想を上回った
・新たに開示された2025年5-7月期売上高と一株当たり利益予想は市場予想を下回った
・2026年1月期今期の一株当たり利益予想を下方修正
・時間外取引では大幅下落
【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2025/6/5(木)終値42,319.74ドル-108ドル
◎6日の米国株は雇用統計の結果によって方向感が決まるか
◎米中貿易摩擦の緩和期待と円安ドル高で、東京市場は反発。アジア市場はまちまち。欧州市場はまちまち小動きスタート。米国主要株価指数の先物取引は上昇
◎6日の取引開始前に発表される米雇用統計は弱いと予想されており、結果次第では景気減速懸念が広まる可能性も。一方、利下げの前倒しムードが膨らむ可能性も
◎テスラ<TSLA>のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、トランプ大統領との確執を緩和させる意向をSNSで示唆
◎アマゾン・ドット・コム<AMZN>は、AWSアジア太平洋の開設と、データセンターの建設/運用のために台湾に50億ドル超を投資すると発表
◎ウォルマート<WMT>はドローンによる配送サービスを新たに5つの都市で始めると発表。他社と競争が激しいオンライン販売の配送時間を短縮し、利便性を高めることで売り上げ拡大を目指す
◎ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>の幹部がイベントで、4月2日の関税ショックから市場回復を手助けしたのは個人投資家だと強調
◎ゴールドマン・サックス・グループ<GS>の社長が、関税ショック後にリスクポジションを控えめにしていることを公表。さらなる不確実性に備え流動性を高めた賢明な判断とコメント
◎デルタ・エアラインズ<DAL>が、米商務省に航空機や部品に新たな関税を導入すれば、年間約1,000万人が利用する路線の運航ができなくなる恐れがある、と指摘した文書を3日に提出していたことが判明
◎ブラックロック<BLK>が、今年2度目の人員削減で約300人削減される見通しと報道。約22,600人の従業員の約1.3%
◎ボーイング<BA>は陸軍の物流施設増設で2億2,700万ドルの契約修正を獲得したと報道
◎ドキュサイン<DOCU>の2025年2-4月期売上高と一株当たり利益は市場予想を上回った。2026年1月期今期売上高予想を上方修正し、市場予想を上回った。自社株買いプログラムの拡大も発表。時間外取引では大幅下落
◎著名投資家キャシー・ウッド氏のARK ETF(上場投資信託)の日次報告で、コインベース・グローバル<COIN>の16万1,304株を約4,100万ドルで、ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>の25万5,327株を約1,800万ドルで、ロブロックス<RBLX>の27万3,438株を約2,500万ドルで売却したことが判明
◎主な決算発表:なし
◎注目の経済指標: 5月雇用統計
(2025年6月6日16時40分執筆)