【NY市場:7月1日】
★テスラ<TSLA>
・2025/6/30(月)終値317.66ドル-5.97ドル
・トランプ大統領が、連邦政府の支出を削減するためにテスラなどイーロン・マスク氏の企業への補助金削減を政府効率化省(DOGE)が検討すべきだとSNSに投稿
・マスク氏が大型減税・歳出法案について「全く正気ではなく破壊的だ。過去の産業に援助を与える一方で、未来の産業には深刻なダメージを与えている」とSNSに投稿したことへの対応と推測され、両者の関係再悪化懸念
・時間外取引では下落
★アップル<AAPL>
・2025/6/30(月)終値205.17ドル+4.09ドル
・音声アシスタント「Siri」刷新に向け、オープンAIなど他社製AI(人工知能)技術の活用を検討しているようだと報道
・自社開発のAIモデルに依存してきた方針を転換し、苦戦するAI戦略の立て直しを目指す可能性
・時間外取引では小動き
【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2025/6/30(月)終値44,094.77ドル+275.50ドル
◎1日の米国株は上昇一服か
◎東京市場は6日ぶり反落。アジア市場は堅調。欧州市場は小動きスタート。米国主要株価指数の先物取引は下落
◎中東情勢の緊張緩和と米利下げ期待で上昇が続き、4日の雇用統計を控えて様子見ムードか
◎ブラックロック<BLK>の債券運用のトップが、現在の市場環境では米長期債よりも米国株のほうが有望な投資先だとコメント
◎アルファベット<GOOGL>傘下のグーグルが、バージニア州の核融合発電プロジェクトから電力を購入する契約を締結したと発表
◎アルファベット<GOOGL>、オープンAIがグーグルの半導体を積極的に使用する計画はないと報道
◎メタ・プラットフォームズ<META>が、AI事業を「スーパーインテリジェンス・ラボラトリーズ」という名称の新部門の傘下で再編したとの報道
◎モルガン・スタンレー<MS>が、受給と地政学リスクの緩和から、北海ブレント原油は現在の67ドル台から、2026年初めまでに60ドル前後まで下落すると予想
◎ゴールドマン・サックス・グループ<GS>が、米国の次回利下げを従来の12月から9月へ前倒し予想
◎ホームデポ<HD>の子会社が、特殊建材卸売りを手がけるGMS社を約43億ドルで買収することで合意したと発表。法人向け事業強化の一環
◎ボーイング<BA>、元ロッキード・マーチン<LMT>幹部のマラベ氏が、8月15日付けで最高財務責任者(CFO)に就任する人事を発表
◎トランプ一族と関連するビットコイン採掘企業がアラブ首長国連邦(UAE)にオフィスを設立する計画であると報道、 暗号資産(仮想通貨)関連株が人気化する可能性
◎主な決算発表:なし
◎注目の経済指標:6月ISM製造業景気指数、5月JOLTS求人件数
◎注目イベント:植田日銀総裁とパウエル連邦準備理事会(FRB)議長が「ECBフォーラム」のパネル討論会に参加
(2025年7月1日16時50分執筆)