【NY市場:10月23日】
★テスラ<TSLA>
・2025/10/23(木)終値438.97ドル-3.63ドル
・2025年7-9月期売上高は市場予想を上回り、四半期ベースで過去最高。一株当たり利益は市場予想を下回った
・米国での電気自動車(EV)購入支援策終了前の駆け込み購入が追い風となり、EV販売台数は過去最高を記録
・関税影響やコスト上昇が響く
・時間外取引では大幅下落
★インターナショナル・ビジネス・マシーンズ<IBM>
・2025/10/23(木)終値287.51ドル+5.46ドル
・2025年7-9月期売上高と一株当たり利益は市場予想を上回った
・AI(人工知能)モデル導入に向けた急速な動きを背景に、ソフトウェアと新型メインフレームに対する需要が大きく拡大
・2025年12月期売上高予想を上方修正
・時間外取引では大幅下落
【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2025/10/22(水)終値46,590.41ドル-334.33ドル
◎23日の米国株は、もみ合いか
◎東京市場は続落。アジア市場は堅調。欧州市場は上昇スタート。米国主要株価指数の先物取引はもみ合い
◎米中貿易摩擦の再燃
◎トランプ政権が量子コンピューターを手がける企業数社と資本参加について協議中と報道。政府が株式を取得する一方で、資金支援を行う
◎テスラ<TSLA>のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、チップ製造に台湾セミコンダクター(TSMC)と韓国のサムスンが携わることを明かし、データセンターハードウェアのプロバイダーとしてエヌビディア<NVDA>を置き換える計画はないと発言
◎テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、1兆ドル報酬案の承認を株主に訴え。11/6の年次総会で採決予定
◎ゼネラル・モーターズ<GM>が、自動運転分野に再挑戦する計画を発表。2028年にドライバーが関与しない「キャデラック・エスカレードIQ」の投入目指す
◎ゼネラル・モーターズやトヨタ自動車<7203>などが加盟する自動車メーカーの業界団体が、トランプ政権に対し工場用ロボットや機械に関税を課さないよう要請したと報道
◎オラクル<ORCL>、オープンAI、バンテージ・データセンターズの3社が、米ウィスコンシン州にAIデータセンターを建設することを発表。「スターゲート」計画の一環で2028年完成へ
◎アルファベット<GOOGL>傘下のウェイモが、ニューアーク空港で自動運転車の手動テストを開始すると発表
◎英競争市場庁が、アルファベットとアップル<AAPL>の圧倒的な支配力を弱める目的で「戦略的市場ステータス」に指定。これによりスマホ市場での是正措置権限を確保
◎イスラエルの新興企業ネクストシリコンが、新型のCPU(中央処理装置)を開発中であると発表。CPU市場はインテル<INTC>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が圧倒的シェアを誇る
◎ウーバー・テクノロジーズ<UBER>が、 電気自動車(EV)限定の配車サービス「ウーバー・グリーン」の名称を「ウーバー・エレクトリック」に変更し 、EVに乗り換えるドライバーに4,000ドルの補助金を支給するプログラムを開始すると発表
◎モデルナ<MRNA>が、サイトメガロウイルスに関するワクチンの第3相臨床試験で主要な有効性評価項目を達成できなかったと発表
◎マクドナルド<MCD>が、四半期配当を一株当たり1.86ドルへ、当初の1.77ドルから増配すると発表
◎ユナイテッド・レンタルズ<URI>の2025年7-9月期売上高は市場予想を上回った。一株当たり利益は市場予想を下回った。2025年12月期売上高予想を上方修正。時間外取引では大幅下落
◎オライリー・オートモーティブ<ORLY>の2025年7-9月期売上高と一株当たり利益は市場予想を上回った。2025年12月期売上高予想を上方修正。時間外取引では小動き
◎ラム・リサーチ<LRCX>の2025年7-9月期売上高と一株当たり利益は市場予想を上回った。新たに開示した2025年10-12月期売上高予想と一株当たり利益予想は市場予想を上回った。時間外取引では下落
◎注目の経済指標:9月中古住宅販売件数
◎主な決算発表:
ダウ
ハネウェル・インターナショナル
アメリカン・エアラインズ・グループ
ブラックストーン
フリーポート・マクモラン
ユニオン・パシフィック
バレロ・エナジー
フォード・モーター
インテル
ニューモント
Tモバイル US
(2025年10月23日16時25分執筆)
