【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2025/11/12終値48,254.82ドル+326.86ドル
◎日経平均:2025/11/13終値51,281.83円+218.52円
◎金価格が4,200ドル台まで上昇 。トランプ大統領が政府閉鎖を終わらせる法案に署名し、市場の関心が政策金利の動向に移り、追加利下げ観測が相場を支えた
◎シスコシステムズ<CSCO>が、8-10月期決算を発表、売上高が市場予想を上回った 。AI(人工知能)需要を背景に2026年7月期今期見通しも上方修正し 、時間外取引で+7.46%上昇
◎アマゾン・ドット・コム<AMZN>の従業員らが、障害を持つ数千人の倉庫従業員に対し「懲罰的な」勤怠管理を行っているとして同社を集団提訴 。合理的配慮を求めると懲戒・解雇される恐れがあり、従業員が法的権利の行使を萎縮していると主張
◎エヌビディア<NVDA>が、メキシコ北部ヌエボレオン州への10億ドル投資計画を否定 。同州知事がデータセンター計画を発表していたが、後に投資はメキシコのCIPREホールディングスが行い、エヌビディアの技術が使用されると訂正
◎アルファベット<GOOGL>傘下のウェイモが、米国で初めて高速道路での無人走行ロボタクシーの運行を開始 。12日からサンフランシスコ、フェニックス、ロサンゼルスの一部利用者向けに24時間提供され、競争力強化の節目と位置付け
◎米控訴裁判所が、デルタ・エアラインズ<DAL>とアエロメヒコ航空に対し1月1日までの合弁事業解消を命じた米運輸省の命令を一時的に停止。この命令は、メキシコ航空業界の競争上の懸念を理由に9月に出されていた
◎ボーイング<BA>に対し、2019年のエチオピアでの737MAX墜落事故の遺族へ2,800万ドル以上を支払うようシカゴの連邦裁判所陪審が命じたと報道。これは2件の墜落事故(計346人死亡)関連訴訟で最初の判決
◎シェブロン<CVX>が、2030年までにフリーキャッシュフローを年間10%超増やし、石油・ガス生産量を拡大する計画を発表 。コストと設備投資はさらに削減するもので、従業員最大20%(約8,000人)削減を含む事業再編に続く取り組み
◎シェブロンが、ガイアナの油田の回収可能資源量が現在の推定である石油換算110億バレルを上回る可能性があるとの予想を発表 。同社は今年初めにヘスを買収し同油田の30%権益を獲得しており、エクソン・モービル<XOM>がオペレーターを務める
◎ゴールドマン・サックス・グループ<GS>が、米エレクトロニック・アーツの550億ドル(約8兆5,000億円)規模の非公開化取引で、過去最大のM&A手数料1億1,000万ドルを得る見通し 。この案件はGSが今年主導した中で最大規模で、同社の2025年のM&A取引額は過去最高を更新する可能性も
◎GEベルノバ<GEV>とシーメンス・エナジーが、シリアの電力部門再建を目指す70億ドル規模のプロジェクトにガスタービンを供給することで協議中との報道 。シリアは5月、カタール企業の子会社と4,000メガワット規模の発電所建設契約を締結
◎注目の経済指標:EIA週間原油在庫、米30年債入札
◎主な決算発表:
ウォルト・ディズニー
アプライド・マテリアルズ
(2025年11月13日16時00分執筆)
