【今夜の米国株3/6】~金反発、雇用統計、オラクル、マーベル、ナイキ、コストコ~注目銘柄とマーケット展望

【今夜の米国株3/6】~金反発、雇用統計、オラクル、マーベル、ナイキ、コストコ~注目銘柄とマーケット展望

【今夜のマーケット展望】

◎NYダウ:2026/3/5終値47,954.74ドル-784.67ドル

◎日経平均:2026/3/6終値55,620.84円+342.78円

NY見通し-利下げ見通しを巡り、2月雇用統計に注目

◎トランプ大統領が、イラン紛争拡大による米ガソリン価格の上昇を「軍事作戦が最優先」として容認する姿勢を表明。戦略石油備蓄の放出は現時点で否定。中間選挙への影響が懸念される中、大統領は4-5週間での作戦完了による早期の価格正常化を見込んでいる模様

◎米財務省が、イラン紛争に伴うエネルギー価格高騰への対策として、原油先物市場への介入を検討中との報道。物理的供給ではなく金融市場を通じて価格抑制を図る異例の試みで、元ヘッジファンドマネージャーのベッセント米財務長官が主導

◎2月の米非農業部門雇用者数は、前月の13万人増から5万9,000人増へ鈍化する見通し。失業率は4.3%で横ばいと予測されており、中東紛争に伴うインフレ懸念やトランプ政権の関税政策による不透明感が強まる中、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ再開の判断を左右する労働市場の安定性が焦点に

◎金価格が、中東紛争の拡大に伴う安全資産への需要を受け、5日の5,070ドル台から一時5,150ドル台まで反発。地政学リスクの緊迫化が価格を支えている模様

オラクル<ORCL>が、AI(人工知能)データセンターの拡張に伴う資金逼迫を受け、数千人規模の人員削減を計画との報道。クラウド部門の採用も事実上凍結しており、AIインフラへの450億~500億ドルの巨額投資による債務増加への懸念が強まる中、AI普及で縮小する職種を中心に、全社的なコスト削減と組織の効率化を急ぐ

マーベル・テクノロジー<MRVL>が、2026年2-4月期の売上高予想24億ドルが市場予想22億8,000万ドルを上回り、一株当たり利益0.79ドルも市場予想0.74ドルを上回り、時間外取引で+14.66%高の急騰。AI投資拡大によるデータセンター事業の好調や、1月末に完了したセレスティアルAIの買収が寄与し、受注も記録的なペースで拡大とのこと

ナイキ<NKE>が、製品刷新と利益率改善に向けた再編に伴い、退職費用として税引前で約3億ドルのリストラ費用を計上。1月に実施した米国での約775人の人員削減や自動化の加速、傘下コンバースの組織見直しなどを進めており、収益性の回復を急ぐ

コストコ・ホールセール<COST>の2025年12月-2026年2月期決算で、売上高695億9,700万ドル(前年同期比9.2%増)が市場予想692億8,639万ドルを上回り、一株当たり利益4.58ドルが市場予想4.55ドルを上回った。好決算ながら、株価は時間外取引で-0.23%安

◎注目の経済指標:2月雇用統計、1月小売売上高、1月消費者信用残高など

◎主な決算発表:なし

 

 

(2026年3月6日15時35分執筆)