【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2026/4/6終値46,669.88ドル+165.21ドル
◎日経平均:2026/4/7終値53,429.56円+15.88円
◎NY見通し-ホルムズ海峡封鎖解除のデッドラインを控え、神経質な展開か
◎WTI原油先物が、トランプ大統領によるイランへの「最後通告」を受け一時1バレル=116ドル台半ばまで続伸。7日夜の期限を前にホルムズ海峡の封鎖長期化や施設破壊への強硬姿勢が供給不安を煽っており、停戦交渉の成否を巡り市場の緊迫感がピークに達している模様
◎イーロン・マスク氏率いるスペースXが、IPO(新規公開株)で株式の大部分を個人投資家に割り当てる計画の詳細を説明したとの報道。6月上旬のロードショー(機関投資家向け説明会)開始後のイベントに個人1,500人を招待する予定で、長年の支持層を優遇しつつ過去最大規模の個人割り当てを実現する狙い
◎ブロードコム<AVGO>が、アルファベット<GOOGL>傘下のグーグル製AI半導体「TPU(Tensor Processing Unit)」の次世代品開発および2031年までの部品供給に関する長期契約を締結し、時間外取引で+2.42%高。提携先のアンソロピックによる需要急増やAIインフラの拡充を背景に、2030年代までの長期的な収益基盤を盤石にする狙い
◎アンソロピックが、年換算売上高300億ドル突破を発表。ブロードコムおよびアルファベットとの戦略的提携を通じ、次世代TPUベースの膨大な計算能力を2031年まで確保することで、急増する法人需要を取り込みエヌビディア<NVDA>陣営への対抗軸を強める狙い
◎エヌビディアによる管理ソフトSlurmの開発元SchedMDの買収が、AIチップの競合他社に対する公平な競争環境を損なうとの懸念を専門家の間で引き起こしているとの報道。世界中のスーパーコンピューターの約60%で稼働する基盤ソフトの支配権を握ることで、自社製チップへの最適化を優先し、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>やインテル<INTC>製ハードウェアの性能を相対的に低下させるリスクが警戒されている模様
◎アップル<AAPL>が初の折りたたみ式iPhoneの開発において技術的課題に直面し、出荷が数ヶ月遅れる可能性との報道。2026年後半の発売を目指していたが、試作段階での問題解決に時間を要しており、折りたたみ市場での出遅れを挽回する製品投入スケジュールに不透明感が生じている模様
◎アマゾン・ドット・コム<AMZN>が米国郵政公社(USPS)と小包配送の約80%を維持する新契約を締結。自社配送網を拡大しつつもUSPSの広範なネットワークを確保し続ける狙い
◎ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が、米政府による2027年のメディケア・アドバンテージ保険料率の2.48%引き上げ発表を受け、時間外取引で+7.74%高。当初案の0.09%から大幅に改善したことで、医療コスト増に伴う利益圧縮への懸念が和らぎ、ヒューマナ<HUM>、CVSヘルス<CVS>、エレバンス・ヘルス<ELV>なども上昇
◎オラクル<ORCL>が、シュナイダーエレクトリック前最高財務責任者(CFO)のヒラリー・マクソン氏を新CFOに起用。AIインフラ(データセンター等の基盤)構築に向けた最大500億ドルの資金調達や資本配分を主導する狙いで、従来のソフト企業からクラウド主導の成長モデルへ財務体制を刷新し、2030年まで続く見通しの巨額投資を乗り切る方針
◎注目の経済指標:2月耐久財受注、2月消費者信用残高など
◎主な決算発表:なし
(2026年4月7日15時35分執筆)
