【今夜のマーケット展望】
◎NYダウ:2026/4/14終値48,535.99ドル+317.74ドル
◎日経平均:2026/4/15終値58,134.24円+256.85円
◎マイクロソフト<MSFT>が出資するオープンAIが、最新モデルの派生版でサイバーセキュリティーに特化した「GPT-5.4-Cyber」を発表。当初は審査済みのベンダーや研究者に限定提供し、機密性の高い脆弱性調査や分析タスクを支援する。先行するアンソロピックの最新モデル「ミトス」に対抗する狙い
◎メタ・プラットフォームズ<META>とブロードコム<AVGO>が、カスタムAIチップの共同開発・生産に向けた2029年までの提携強化に合意。エヌビディア<NVDA>への依存抑制を図る中、ブロードコムのホック・タン最高経営責任者(CEO)がメタの取締役を退任し助言役に転じるなど、独自のAIインフラ基盤構築に向けた協力体制を一段と強める模様
◎アルファベット<GOOGL>傘下のグーグルが、Androidアプリストア市場で競合するポルトガルのアプトイドから、独占禁止法違反で提訴されたとの報道。アプリの配信と課金の独占的な仕組みにより、開発者を不当に自社サービスへ誘導し競合を排除しているとの主張
◎アマゾン・ドット・コム<AMZN>のアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が、創薬の初期段階を加速させるAIアプリ「アマゾン・バイオ・ディスカバリー」を発表。コード不要の計算ワークフローやAIエージェントにより開発プロセスを効率化するもので、独バイエルら大手が早期導入する中、製薬世界大手のほぼ全てが利用するクラウド基盤としての優位性を一段と高める狙い
◎ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングス<UAL>とアメリカン・エアラインズ・グループ<AAL>の合併提案に対し、専門家らが独占禁止法上の強力な障害を指摘したとの報道。実現すれば国内輸送能力の約40%を占める巨大企業が誕生し、路線の重複や運賃上昇を懸念する規制当局や労働組合から異例の厳しい監視を受ける見通しとなっている模様
◎ウーバー・テクノロジーズ<UBER>が、ロボットタクシー事業への戦略転換に向け100億ドル超を投じる方針であるとの報道。提携先への出資に25億ドル、自動運転車両の購入に75億ドル以上を充て、2028年までに世界28都市でのサービス開始を目指す見通し
◎ASMLホールディング NYRS<ASML>が、2026年1-3月期決算を発表。売上高87億6,000万ユーロ(前年同期比約13%増)、純利益27億6,000万ユーロとなり、共に市場予想を上回る着地。AI需要の急増に伴う装置受注の好調を受け、2026年12月期今期の売上高予想を360億〜400億ユーロ(従来340億〜390億ユーロ)へ上方修正し、市場予想の377億ユーロも上回る見通し
◎ウォルト・ディズニー<DIS>が、事業合理化に向けた人員削減の実施を発表。マーケティングやスタジオ、ESPNなど幅広い部門で約1,000人が削減される見込み。テレビ事業の低迷や競争激化を受け、将来のニーズに対応した機敏な経営体制への移行を急ぐ
◎ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>が、2026年1-3月期決算を発表。売上高241億ドル(前年同期比約10%増)で市場予想236億1,470万ドルを上回り、一株当たり利益2.7ドルも市場予想2.68ドルを上回った。特許切れに伴う主力薬「ステラーラ」の売上急減を、血液がん薬「ダラザレックス」や乾癬治療薬「トレムフィア」の好調で相殺。2026年12月期今期の売上高予想も約1,008億ドルへ上方修正し市場予想1,006億ドルを上回る見通し
◎ゴールドマン・サックス・グループ<GS>の資産運用部門が、同社初となる暗号資産(仮想通貨)上場投資信託(ETF)を立ち上げるべく、14日付で米証券取引委員会(SEC)へ申請。数日前のモルガン・スタンレー<MS>に続く大手参入。ビットコイン現物価格への連動に加え、オプション取引によるインカムゲイン獲得を目指す設計で、早ければ6月末にも始動する見通し
◎注目の経済指標:MBA住宅ローン申請指数、4月NY連銀製造業業況指数、3月輸入物価、米地区連銀経済報告(ベージュブック)など
◎主な決算発表:
バンク・オブ・アメリカ
モルガン・スタンレー
PNCフィナンシャル・サービシズ・グループ
チャールズ・シュワブ
(2026年4月15日15時35分執筆)
