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エヌビディアに投資できるファンド3選
エヌビディアに投資できるファンド3選

2022年に「Chat GPT」が登場してから、生成AI(人工知能)が急速に普及しています。生成AIは学習したデータからテキストや画像、音声など様々なコンテンツを作り出すことができるAIで、世界中の企業が活用や開発競争を加速させています。この生成AIの進化を支えているのが半導体メーカーであるエヌビディア<NVDA>という企業です。

 

そこで今回は、エヌビディアの株を組み入れているファンドをご紹介します。

 

エヌビディアってどういう会社?

エヌビディア(NVIDIA)は、米国を代表する大手半導体企業で、パソコン向けにGPU(グラフィックス プロセッシング ユニット)等の半導体を開発、製造しています。GPUは映像を速くきれいにモニターに映すために必要な半導体で、インターネットでのゲームや画像処理等には欠かせず、代表的な製品には「GeForce」があります。

 

テクノロジーとともに進化する日常生活

当初はネットゲームで注目を集めた同社のGPUですが、最近は対話型AI「Chat GPT」等で注目を集める生成AIでも活用されています。GPUには同時並行で情報を処理する高い能力があり、大量のデータを同時に扱う生成AIにとって必要不可欠な存在です。今後も生成AIが発展するにつれて、GPUの需要が増大すると考えられています。

 

近年はクルマの自動運転に必要なAI開発にもGPUが不可欠となっており、この分野でもエヌビディアの活躍が期待されています。このようにAIが日常生活の一部になるほど、GPUは欠かせないものになっているのです。

 

エヌビディアの株価は急上昇

ネットゲームの普及やAIの進化とともにGPUの需要が高まったことから、エヌビディアの株価は近年急騰しています。特に「Chat GPT」が2022年11月に登場し、エヌビディアの株価は2023年以降、5倍以上になりました。米国の代表的な株価指数であるダウ平均は2023年以降およそ20%程度の上昇ですから、エヌビディアがどれだけ凄いかがわかりますね。

 

エヌビディアが上場しているのは、米国のナスダック市場です。米国のハイテク企業が多く上場していて、代表的な株価指数としては、全上場銘柄を対象としたナスダック総合指数と時価総額上位100社(金融を除く)を対象としたナスダック100指数があります。

 

日常生活やビジネスでAIの普及が進めば、今後ますますGPUの需要が拡大することになるので、同社の業績にも好影響を与えるでしょう。業績が好調であれば株価の上昇も期待できそうですから、エヌビディアが組み入れられたファンドの上昇も期待できるかもしれません。

 

ここでは、エヌビディアを始めとしたハイテク株に投資する3つのファンドをご紹介します。

 

iFreeNEXT FANG+インデックス

世界中で事業を展開し、多くの人が知っている米国の大手ハイテク銘柄に集中投資できるのが魅力です。一般的に多くの銘柄に分散投資している投資信託よりリスクは高くなりますが、その分リターンも期待できます。インデックス型なのでそれほど運用管理費用が高くない点も魅力です。

 

ニッセイAI関連株式ファンド(為替ヘッジなし) 愛称:AI革命(為替ヘッジなし)

AI関連銘柄投資できますが、値動きは比較的大きくなりやすいです。米国株を中心に投資することになるため為替変動の影響を受けやすくなることには注意しましょう。

 

eMAXIS NASDAQ100インデックス

米国のナスダック市場に上場している時価総額上位100社で構成されるナスダック100指数との連動を目指しているため、ナスダック市場の時価総額上位100銘柄に分散投資ができます。米国の大手ハイテク銘柄を中心に投資したいと考えている人に向いている投資信託です。インデックス型なのでコストが安い点も魅力です。

 

 
※エヌビディアの組入比率は2024年2月29日時点のもので、今後の組入比率を保証するものではありません
※詳しい商品性は目論見書をご覧ください
記事作成日:2024年4月8日

 

ファイナンシャルプランナー
横山利香

短大卒業後、金融専門出版社やビジネス書出版社で雑誌の記者、書籍の編集者を経て、ファイナンシャルプランナー、国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)として独立。株式や不動産、外貨、投資信託など、資産運用をテーマとした執筆や講演活動、投資塾などを行う。株式や不動産への投資を中心に、為替などさまざまな金融商品への投資を行う。大学生の子どもがいる。

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