💡この記事のポイント
✅米国株はハイテク株を中心にV字回復し最高値圏で推移
✅好決算が相次ぎ、将来の高い需要を再確認
✅今後の成長が期待されるハイテク株をご紹介
🔎登場する主な銘柄
✅エヌビディア、マイクロン・テクノロジー、AMD、ブロードコム

✅米国株はハイテク株を中心にV字回復し最高値圏で推移
✅好決算が相次ぎ、将来の高い需要を再確認
✅今後の成長が期待されるハイテク株をご紹介
✅エヌビディア、マイクロン・テクノロジー、AMD、ブロードコム
好調な決算などを背景にハイテク株が上昇
エヌビディア<NVDA>
マイクロン・テクノロジー<MU>
シスコシステムズ<CSCO>
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>
ブロードコム<AVGO>
アリスタ・ネットワークス<ANET>
インターナショナル・ビジネス・マシーンズ<IBM>
米国とイランの戦争は、先行きが不透明な状態が続いていますが、紛争終結期待もあり、米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数、S&P500といった主要株価指数がV字回復し、史上最高値を更新しました。
株式市場を牽引しているのは、引き続き、AI関連を中心としたハイテク株です。関連銘柄では、市場予想を上回るサプライズ決算が相次いで報告されています。一時は、利益確定売りやAIへの巨額投資などの懸念材料が台頭していたAI関連ですが、あらためて将来的な高い需要が確認された形となっています。
そこで、今回は注目のハイテク株をご紹介します。
コンピューターの画像処理に用いるGPU(画像処理半導体)を中心とする半導体やAI関連のソフトウェアとシステムの設計・開発を手がけており、同社の半導体はAIコンピューティングには欠かせないものとなっています。
5月14日には、米国政府が同社のAI向け半導体「H200」について、中国企業約10社への販売を許可しました。米国政府による輸出規制強化以前は、売上高の約13%を中国が占めていた同社にとって、販売回復のチャンスとなる可能性がありそうです。また、日本時間5月21日早朝に決算を発表しました。
株価は3月30日の年初来安値164.27ドルを底に急上昇しており、5月14日には上場来高値236.54ドルを記録しました。その後は上昇一服となり、直近は210ドル台で推移しています。
DRAMやNANDフラッシュメモリーを手がける米半導体メモリー大手です。メモリーは、AIサーバーやデータセンターで大量のデータを高速に処理するために欠かせない部品です。AI需要の拡大を背景に、同社が手がける広帯域メモリー(HBM)などへの期待が高まっています。
2026年5月26日の米国市場では株価が急伸し、時価総額が初めて1兆ドルを突破しました。あるアナリストが、AIデータセンター向けのメモリー需要が想定以上に強いとの見方から、目標株価を535ドルから1,625ドルに引き上げ、株価を押し上げたようです。
株価は2025年4月安値61.54ドルから上昇が続き、今年5月26日上場来高値916.8ドルに達しました。この間で株価は14倍以上となっています。高値警戒感がある一方で、予想PER(株価収益率)は12倍台と低く、5月31日に予定されている決算発表を受けての動向が注目されます。
ネットワークシステムやセキュリティ、クラウドなどIT関連の製品・サービスを手がけています。
5月13日に発表した2026年2-4月期決算は、売上高が前年同期比12%増、営業利益は同23.7%増と2ケタ増収増益でした。AIインフラの拡大が同社のネットワーク機器需要を押し上げました。5-7月期は、売上高予想167~169億ドルが市場予想の158.2億ドルを上回り、2026年7月期今期の売上高予想も従来の612億~617億ドルから628億~630億ドルに上方修正し、市場予想の616.4億ドルを大きく上回りました。
株価は2月13日安値73.42ドルを底に上昇し、サプライズ決算を受けて急騰し、5月22日上場来高値120.79ドルまで上昇しています。
AIアクセラレータやマイクロプロセッサー、チップセットなどの半導体製品の設計・開発を手がけています。
5月5日に発表した2026年1-3月期決算は、売上高が前年同期比37.8%増、営業利益は同83.1%増と増収、大幅増益となりました。データセンター向け事業が業績を牽引しました。4-6月期の売上高予想109億~115億ドルも市場予想105.2億ドルを上回りました。
株価は3月3日年初来安値188.22ドルから4月に入り上昇基調をたどり、決算を受けて急騰し、その後5月26日上場来高値506.96ドルまで上昇しています。
半導体デバイスとインフラストラクチャ・ソフトウェアの設計、開発、販売を手がけています。
4月6日には、アルファベット<GOOGL>傘下のグーグル製AI半導体「TPU(Tensor Processing Unit)」の開発・供給を行うための長期契約をグーグルと締結し、さらに2031年までグーグルの次世代AIラックで使用されるネットワークやその他のコンポーネントを供給する契約も締結しました。
株価は3月30日年初来安値289.96ドルを底に反発し、5月14日上場来高値442.36ドルまで上昇しています。その後は高値もみ合いが続き、直近は420ドル前後で推移しています。
AIデータセンター、クラウドデータセンター、キャンパス向けなどに、高速イーサネットスイッチやネットワーク管理ソフトウェアを提供しています。
5月5日に発表した2026年1-3月期決算は、売上高が前年同期比35.1%増、営業利益は同34.8%増と好決算でした。4-6月期は、売上高予想が28億ドルと市場予想の27.9億ドルを若干上回っています。ただ、市場が4-6月期の見通しを保守的と受け止めたことで、足元の株価は調整しています。
株価は3月30日の年初来安値115.42ドルを底に反発し、4月24日には上場来高値179.8ドルまで上昇しました。その後は5月11日安値135.13ドルまで調整し、直近は5月26日高値160.14ドルまで戻しています。
ITコンサルティングやソフトウェア、基幹ITシステム運用事業などを手がけています。
5月4日には、オラクル<ORCL>との戦略的パートナーシップの拡大を発表しています。両社は顧客の進化するニーズに応え、AIとハイブリッドクラウドによる顧客支援を展開していく方針です。ただ、「SaaS(Software as a Service:ネット上でソフトウェアを利用できるサービス)の死」に対する懸念を払拭できていないようで、株価は冴えない動きとなっています。一方で量子コンピューター関連としての注目もあるようです。
株価は1月29日に年初来高値319.9ドルを付けた後は軟調な展開が続いており、5月13日には年初来安値となる212.34ドルまで下落しました。直近は5月22日高値264.38ドルまで戻しています。
記事作成日:2026年5月27日