エヌビディアの決算で注目のAI/半導体米国株10選

💡この記事のポイント

✅8月26日にエヌビディアが決算発表予定

✅足元で決算発表したAIや半導体関連企業は総じて好調

✅エヌビディアの決算発表で注目されるAI/半導体関連の米国株をご紹介

🔎登場する主な銘柄

エヌビディアアドバンスト・マイクロ・デバイセズマーベル・テクノロジー

 

目次

エヌビディア<NVDA>

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>

マーベル・テクノロジー<MRVL>

ブロードコム<AVGO>

インテル<INTC>

クアルコム<QCOM>

アプライド・マテリアルズ<AMAT>

ラム・リサーチ<LRCX>

マイクロン・テクノロジー<MU>

パランティア・テクノロジーズ<PLTR>

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エヌビディアの決算で注目のAI/半導体米国株10選

AIブームを牽引している米国の半導体大手、エヌビディア<NVDA>の2026年5-7月期決算発表が現地時間8月26日(水)に予定されています。市場では、これまでに何度も「AIブームは終わりが近い」などの見方が出てきました。その背景には、AIの開発やデータセンターなどへの巨額投資が続いていることがあります。

 

一方で、AIはさまざまな業種で活用が広がり、私たちの生活にも少しずつ浸透しています。AIや半導体関連企業の決算を見ると、需要の強さが続いていることもうかがえます。このため、すぐに2000年代初頭のITバブル崩壊のような下降トレンドに向かうとは考えにくいとの見方もあるようです。ただし、株価は業績だけでなく、市場環境や投資家の期待など、さまざまな要因で動きます。

 

今後のAIや半導体関連銘柄の方向性を考えるうえでも 、今回のエヌビディアの決算は、世界中の投資家から注目されています。

 

そこで今回は、関連する米国のAI/半導体関連株をご紹介します。

 

 

エヌビディア<NVDA>

画像処理などに使われるGPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)を中心に、半導体やAI向けのソフトウェア、システムの設計・開発を手がけています。AI向け半導体の代表的な企業として注目されています。

 

5月に発表された2026年2-4月期の決算は、売上高が前年同期比85%増、営業利益は同2.5倍という好決算でした。5-7月期の売上高見通しも市場予想の868.4億ドルを上回る910億ドル(±2%)としており、8月26日の決算発表が注目されます。

 

株価は5月14日上場来高値236.54ドルから7月29日安値190.01ドルまで下落。その後は8月17日高値227.92ドルまで上昇しました。

 

 

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>

AIの計算処理を高速化するAIアクセラレータや、パソコンやサーバーの頭脳にあたるマイクロプロセッサーなどを設計・開発しています。データセンター向けGPUも手がけています。

 

8月4日に発表した2026年4-6月期の決算は、売上高が前年同期比50%増の115億ドル、営業損益は前年同期1億3,400万ドルの赤字から19億9,000万ドルの黒字となり、売上高、営業利益とも過去最高となりました。7-9月期の売上高見通しも、市場予想の125.2億ドルを上回る130億ドル(±3億ドル)としています。

 

株価は5月下旬以降、おおむね450ドルから580ドル程度のボックス圏で動いています。直近では、470ドル前後で推移しています。

 

 

マーベル・テクノロジー<MRVL>

自社工場を持たず、半導体の設計・開発に特化する「ファブレス」と呼ばれる半導体メーカーです。特に、顧客の用途に合わせて設計するデータセンター向けのカスタム半導体に強みを持っています。

 

5月に発表した2026年2-4月期の決算は、売上高が前年同期比28%増、営業利益は25%増と大幅増収増益でした。5-7月期の売上高見通しは市場予想の26億ドルに対して、27億ドル(±5%)としています。8月27日に決算発表予定で、結果が注目されます。

 

株価は6月18日上場来高値329.88ドルから7月29日安値162.9ドルまで下落。その後は8月20日高値251.73ドルまで上昇しています。

 

 

ブロードコム<AVGO>

半導体製品に加え、企業のIT基盤を支えるインフラストラクチャ・ソフトウェアの設計、開発、販売を手がけています。

 

6月に発表した2026年2-4月期の決算は、売上高が前年同期比48%増、営業利益は85%増と大幅増収増益でした。5-7月期の売上高見通しは市場予想の285億ドルを上回る294億ドルとしています。ただ、AI半導体の売上高見通しは市場予想の164億ドルを下回る160億ドルとなっています。9月2日に決算発表予定で、AI半導体の売り上げ状況が気になるところです。

 

株価は6月3日上場来高値495ドルをピークに調整に入り、直近では360ドル前後で推移しています。

 

 

インテル<INTC>

パソコンやサーバーの頭脳にあたるマイクロプロセッサーなどの設計・製造を手がける大手半導体メーカーです。自社で半導体を製造する大規模な生産設備を持つ点も特徴です。

 

7月に発表した2026年4-6月期の決算は、売上高が前年同期比25.4%増となり、営業損益は前年同期の31億7,600万ドルの赤字から17億9,600万ドルの黒字に転換しました。AIデータセンター向け需要が業績を押し上げたようです。7-9月期の売上高見通しは、市場予想の151億ドルを上回る158-168億ドルとしています。

 

株価は6月30日上場来高値142.35ドルから7月29日安値81.79ドルへ下落。直近は90ドル前後で推移しています。

 

 

クアルコム<QCOM>

スマートフォンなどに使われる無線通信向け半導体の設計・開発を手がけています。半導体の販売に加え、保有する通信技術の特許を他社に使ってもらうことで得るロイヤルティー収入も重要な収益源です。

 

7月に発表した2026年4-6月期の決算は、売上高が前年同期比4%減、営業利益は同41.1%減と減収減益となりました。スマートフォン向け半導体の売上高減少などが影響したようです。7-9月期の売上高見通しは、市場予想の100.2億ドルに対して、97~105億ドルとなっています。

 

株価は5月29日上場来高値259.92ドルから8月3日安値142.89ドルへ下落。直近は160ドル前後で推移しています。

 

 

アプライド・マテリアルズ<AMAT>

半導体をつくるために必要な製造装置や関連部品の開発、製造、販売を手がけています。半導体そのものではなく、半導体メーカーの生産を支える企業です。

 

8月13日に発表した2026年5-7月期の決算は、売上高が前年同期比24.8%増、営業利益は同37.7%増と大幅な増収増益となり、売上高、営業利益とも2四半期連続で過去最高となりました。8-10月期の売上高見通しは、市場予想の95.4億ドルを上回る102.5億ドル(±5億ドル)としています。

 

株価は6月30日上場来高値739.67ドルから7月29日安値436.33ドルへ下落。直近は500ドル前後で推移しています。

 

 

ラム・リサーチ<LRCX>

半導体を製造するための装置や、装置の保守・関連サービスを手がけています。半導体メーカーの設備投資が業績に影響しやすい企業です。

 

7月に発表した2026年6月期前期の決算は、売上高が前期比26%増、営業利益は39%増と大幅な増収増益となりました。2026年7-9月期の一株当たり利益の見通しは、市場予想の1.84ドルを上回る2~2.3ドルとしています。

 

株価は6月30日の上場来高値438.50ドルから7月29日安値250.50ドルまで下落。その後は8月17日高値345.28ドルまで上昇しました。

 

 

マイクロン・テクノロジー<MU>

データを一時的に保存するDRAMや、電源を切ってもデータを保持できるNAND型フラッシュメモリなどを製造・販売しています。米国を代表するメモリ半導体メーカーです。

 

6月に発表した2026年3-5月期の決算は、売上高が前年同期の約4.5倍、営業利益は同約15倍という好決算でした。AI向け需要の拡大が業績を引き上げました。6-8月期の売上高見通しは、市場予想の435.8億ドルを上回る500億ドル(±10億ドル)としています。

 

株価は好決算を受けて、6月25日上場来高値1,255ドルまで上昇。その後は7月29日安値737.88ドルまで下落しましたが、8月17日高値1,036.13ドルまで上昇しました。

 

 

パランティア・テクノロジーズ<PLTR>

企業や政府機関が持つ大量のデータを集め、分析するためのソフトウェアを提供しています。AIを使ったデータ分析の需要拡大で注目されている企業です。

 

8月3日に発表した2026年4-6月期の決算は、売上高が前年同期比93%増、営業利益は同3.4倍という大幅な増収増益でした。7-9月期見通しは、売上高が市場予想の20億ドルを上回る21.6億ドル、営業利益が市場予想の11.4億ドルを上回る12.9~13億ドルとしました。さらに、2026年12月期今期の見通しでは、売上高を従来予想の76.5~76.6億ドルから81.5~81.6億ドルに、営業利益を従来予想の44.4~44.5億ドルから48.9~49億ドルに引き上げています。

 

株価は6月1日高値163.7ドルから6月25日安値106.37ドルまで下落。その後は好決算を受け大きく上昇し、8月14日高値180.18ドルまで上昇しました。

 

 

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記事作成日:2026年8月21日