ビットコイン、金、原油の動きと関連銘柄

💡この記事のポイント

✅9月28日時点で、ビットコイン価格は8月末から5%超上昇

✅米国の利上げや金利上昇などを背景に、金価格は下落

✅ビットコイン・金・原油の値動きと、関連銘柄への影響をチェック

🔎登場する主な銘柄

✅米国株:ストラテジー、シェブロン

✅日本株:出光興産、ENEOSホールディングス

✅投資信託・ETF:金(ゴールド)コース、三菱UFJ 純金ファンド

 

目次

ビットコインは8カ月ぶりの高値水準へ

金価格は米国の利上げや金利上昇が重荷に

原油は上昇後一服、中東情勢に注目

ストラテジーやコインベースがビットコインに連れ高

金価格の下落で金関連商品も軟調に

原油価格の影響を受けやすいエネルギー株

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ビットコイン、金、原油の動きと関連銘柄

9月の金融マーケットでは、NYダウや日経平均の上値が重くなる一方、ナスダック総合指数は史上最高値を更新するなど、値動きにばらつきが見られました。

 

そのなかで大きく上昇したのが、暗号資産(仮想通貨)のビットコインです。一方、金(ゴールド)は下落が目立ち、原油価格は大きく上昇した後に反落する展開となりました。

 

まずは、8月31日と9月28日の終値を比べてみましょう。

 

主要金融マーケットの過去1カ月間の推移

表は⬅︎☝️➡︎ 横にスワイプしてご覧ください

 

8月31日終値

9月28日終値

騰落率

NYダウ

53,185.9ドル

51,481.51ドル

-3.2%

ナスダック総合指数

26,370.89ポイント

26,820.38ポイント

+1.7%

日経平均

66,311.93円

65,877.62円

-0.65%

ビットコイン

78,914ドル

83,372ドル

+5.64%

金(NY金先物)

4,481.5ドル

4,168.4ドル

-6.98%

原油(WTI原油先物)

85.76ドル

92.60ドル

+7.98%

 

 

ビットコインは8カ月ぶりの高値水準へ

ビットコインは9月に入り上昇し、9月21日には一時87,000ドル台まで値上がりしました。1月下旬以来、約8カ月ぶりの高値水準です。

 

上昇の背景には、米国の現物ビットコインETF(上場投資信託)への資金流入や、暗号資産をめぐる規制環境への期待などがあったとみられています。

 

ただ、その後は米国の金利上昇や中東情勢などが重荷となり、83,000ドル台まで上げ幅を縮めています。

 

 

金価格は米国の利上げや金利上昇が重荷に

一方、下落が目立ったのが金です。

 

NY金先物は、8月25日高値4,755ドルのあと下落し、直近では4,100ドル台で推移しています。

 

米連邦準備制度理事会(FRB)は9月16日、政策金利を0.25%引き上げたことなどが背景のようです。

 

金そのものには、預金のような利息がつきません。そのため米国の金利が上昇すると、利息を得られる債券などと比べて金の魅力が相対的に低下し、価格の重荷になることがあります。

 

 

原油は上昇後一服、中東情勢に注目

原油価格の代表的な指標であるWTI原油先物は、8月31日の85.76ドルから9月15日高値106.75ドルまで上昇しました。その後は上昇一服となり、直近は90ドル前後で推移しています。

 

原油価格は今後も、中東情勢や原油の供給をめぐる動きによって大きく変動する可能性があります。

 

また、原油価格が高い状態が続けば、ガソリンや輸送費などの上昇を通じて物価を押し上げる可能性があります。インフレが強まれば、FRBの金融政策にも影響するため、株式市場にとっても無視できないポイントです。

 

 

ストラテジーやコインベースがビットコインに連れ高

ここからは、ビットコイン、金、原油の値動きと関係の深い銘柄を見ていきましょう。

 

ビットコイン価格の影響を受けやすい代表的な米国株が、ストラテジー<MSTR>です。ストラテジーは大量のビットコインを保有しているため、ビットコイン価格が上昇すると、保有資産の価値が高まるとの期待から株価も動きやすい傾向があります。

 

9月にはビットコインの上昇とともにストラテジー株も大きく反発する場面がありました。同社は9月27日時点で847,666ビットコインを保有しています。

 

暗号資産の売買サービスを手がけるコインベース・グローバル<COIN>も上昇し、約4カ月ぶりの高値をつける場面がありました。

 

 

金価格の下落で金関連商品も軟調に

金価格に連動することを目指す商品も、9月は軟調な動きとなりました。

 

金(ゴールド)コース(SPDRゴールド・シェア<GLD>)や、国内の金価格の値動きをとらえることを目指す三菱UFJ 純金ファンド 愛称:ファインゴールドなどです。

 

こうした商品は金価格の動きに影響を受けるため、金が下落すると基準価額や価格も下がりやすくなります。

 

今後の金価格を見るうえでは、FRBの金融政策や米国の金利、ドル相場に加え、中東情勢などもポイントになります。

 

 

原油価格の影響を受けやすいエネルギー株

原油価格の影響を受けやすいのが、石油や天然ガスの開発、精製などを手がけるエネルギー関連企業です。

 

米国株ではシェブロン<CVX>やエクソン・モービル<XOM>、日本株では出光興産<5019>やENEOSホールディングス<5020>などが挙げられます。

 

原油高によって、油田などを開発する上流事業の採算改善が期待される一方、石油精製では原油そのものが原材料となるため、単純に「原油高=すべての石油株に追い風」とは限りません。

 

原油価格だけでなく、それぞれの企業がどのような事業で利益を得ているかを見ることも大切です。

 

 

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記事作成日:2026年9月29日