💡この記事のポイント
✅FRB次期議長人事で金利高止まりへの警戒から金が急落
✅地政学リスクの緩和や短期的な利益確定売りも重なり大幅下落
✅専門家の間では、長期的な上昇トレンドは不変との見方も
🔎登場する主な銘柄
✅金(ゴールド)コース、ニューモント、住友金属鉱山、三菱UFJ 純金ファンド

✅FRB次期議長人事で金利高止まりへの警戒から金が急落
✅地政学リスクの緩和や短期的な利益確定売りも重なり大幅下落
✅専門家の間では、長期的な上昇トレンドは不変との見方も
✅金(ゴールド)コース、ニューモント、住友金属鉱山、三菱UFJ 純金ファンド
金(ゴールド)コース(SPDRゴールド・シェア<GLD>)
ニューモント<NEM>
フリーポート・マクモラン<FCX>
住友金属鉱山<5713>
JX金属<5016>
三菱UFJ 純金ファンド 愛称:ファインゴールド
2026年1月30日のNY市場で、金(ゴールド)の先物価格が前日比11.4%安の急落となり、1日の下落率としては1980年以来の大きさとなりました。この流れを受け、週明け2月2日の東京市場でも、金は下落し金関連銘柄も大幅安となりました。NY金先物価格も4,500ドルを割り込み続落しています。
今回の急落のトリガーとなったのは、トランプ大統領が次期米連邦準備制度理事会(FRB)議長にケビン・ウォーシュ氏を指名したことです。同氏は、過去のFRB理事時代にインフレ抑制を重視する「タカ派」的な姿勢を示していたことから、市場では「想定よりも利下げが進まないのではないか」との観測が広がりました。金は利息がつかない資産であるため、金利が高止まりする局面では投資の魅力が相対的に低下し、ドル買い・金売りの動きが強まったようです。
また、地政学リスクの緩和も一因とされています。ロシアとウクライナが主要都市への攻撃を1週間停止することで合意したとの報道を受け、「安全資産」としての買いが巻き戻されました。あるアナリストは「これまで金価格は急激な上昇を続けてきたため、調整はずっと待たれていた。短期的には4,200ドル台まで下落する余地がある」と慎重な見方を示しています。
一方で、中長期的な視点では強気な意見も目立ちます。別のアナリストは「世界の分断や公的債務の増大といった構造的要因は変わっておらず、2026年後半には再び最高値を目指すだろう」と分析しています。急落は一時的な「リセット」に過ぎず、押し目買いの好機と捉える向きもあるようです。
今回は、この歴史的なボラティリティの中で注目される、金関連の日米銘柄をご紹介します。
世界最大級の金(ゴールド)のETF(上場投資信託)です。
金現物価格との連動を目指して運用されており、実質的に「金そのもの」に投資しているのと近い効果が期待されます。今回のニューヨーク市場での金価格急落により、同ETFも大きな調整を余儀なくされました。
米国を代表する世界最大級の産金会社です。
金価格の変動は、同社の業績に直結します。金価格が上昇すれば採掘した金の販売利益が増え、逆に今回のような急落局面では収益悪化が懸念されて売られる傾向があります。1月29日上場来高値134.88ドルから30日安値111.25ドルまで売られました。
銅や金、モリブデンなどの採掘を手がける、世界有数の資源会社です。
主力の銅に加えて金も多く産出しており、金の市況変動は同社の収益に影響を与えます。足元では金価格の急落が重石となっていますが、世界的な電化やAI向けの需要から銅の長期的な需要も期待されており、資源価格全般の動きに敏感な銘柄として知られています。1月29日上場来高値69.44ドルから30日安値58.66ドルまで売られました。
日本最大手の非鉄金属メーカーで、世界屈指の金品位を誇る「菱刈鉱山(鹿児島県)」を保有しています。
金価格の変動は、同社の資源事業の採算を大きく左右します。一方で、ニッケルや銅などの非鉄金属も幅広く手がけており、資源市況全般の動きに注目が集まります。1月30日上場来高値10,340円から2月2日安値8,214円まで売られました。
銅やレアメタルなどの非鉄金属を軸に、製錬から先端材料まで幅広く展開する企業です。
同社は銅の製錬過程で金を副産物として回収しているほか、都市鉱山からのリサイクル事業も強化しています。金価格の動向はリサイクル原料の価値などにも影響するため、非鉄金属セクターの中でも金関連の一角として注目されることが多いようです。1月20日上場来高値2,793円から2月2日安値2,341円まで売られました。
国内の取引所における金価格の値動きをとらえることを目指す投資信託です。
「金現物」を直接管理する必要がなく、少額から投資できるのがメリットです。個別株のように特定の企業の業績リスクを負うことなく、純粋に金価格への投資効果を狙いたい場合に適しています。投資信託でつみたて投資を行いたい場合にも向いています。
記事作成日:2026年2月2日
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