金(ゴールド)4,300ドル突破し最高値更新!銅も最高値圏!関連銘柄6選

💡この記事のポイント

✅米地銀の信用不安再燃などを受け金(ゴールド)価格が最高値更新

✅銅も需要拡大と供給不安などで価格上昇

✅金・銅価格の上昇で注目の日米株やファンドをご紹介

🔎登場する主な銘柄

ニューモント住友金属鉱山JX金属金(ゴールド)コース

 

目次

金(ゴールド)や銅に資金流入

ニューモント<NEM>

フリーポート・マクモラン<FCX>

住友金属鉱山<5713>

JX金属<5016>

金(ゴールド)コース(SPDRゴールド・シェア<GLD>)

三菱UFJ 純金ファンド 愛称:ファインゴールド

金(ゴールド)4,300ドル突破し最高値更新!銅も最高値圏!関連銘柄6選

金(ゴールド)や銅に資金流入

2025年10月17日、国際指標となるニューヨーク金先物市場で、金価格が4,392ドルまで上昇し、史上最高値を更新しました。これまでの地政学リスク米国の利下げスタンス、政府機関の閉鎖などに加え、米国の地銀の信用不安再燃などを受け、相対的に安全資産とされる金に、リスクを回避したい投資家のマネーが集中しているようです。

 

金価格が高騰する一方で、産業の血液とも呼ばれる銅(カッパー)の国際指標価格も史上最高値近辺で推移しています。銅価格の上昇の背景には、AI(人工知能)の普及に伴うデータセンター向けなど、世界的な需要の膨張と、世界最大級の銅鉱山での事故発生による供給の不安定化といった複合的な要因があるようです。これらにより、株式市場では非鉄金属株の上昇も見受けられます。

 

このように、安全資産としての金と、景気や産業用途の需要に左右される銅が、同時期に歴史的な高値圏にあり、市場全体の関心が高まっています。ここでは、金や銅などの資源価格上昇によって恩恵が期待される日米株式や投資信託をご紹介します。

 

 

ニューモント<NEM>

世界トップの金鉱会社であり、米国の主要株価指数であるS&P500の構成銘柄にも採用されています。売上の大部分を金が占めており、金価格の動向が業績に大きく影響します。

 

金鉱会社は、金価格が上昇すると、生産コストに対する金の販売価格が上昇するため、利益が増加しやすいとされています。金価格の史上最高値更新は、同社の収益を大きく押し上げる追い風となる可能性があります。

 

連日の高値更新で10月16日に98.58ドルまで上昇し上場来高値を更新しましたが、翌17日は利益確定売りに押され反落しました。

 

フリーポート・マクモラン<FCX>

世界的に事業を展開する鉱山会社で、主に銅と金を採掘生産しています。銅の売上比率が高いですが、金の採掘量も多く、両方の資源価格の影響を受ける米国株です。

 

同社は銅の国際指標価格が過去最高値に迫る中で、特に注目度が高まっています。AI(人工知能)データセンター向け需要の膨張に加え、世界最大級のグラスベルグ鉱山での事故による供給不安など、銅価格を押し上げる要因が重なっています。銅と金という、現在最も注目される資源を主要な収益源としている点が強みと言えそうです。

 

株価は4月7日年初来安値27.66ドルから7月8日年初来高値49.12ドルへ上昇。その後はもみ合いとなり、直近は40ドル台前半で推移しています。

 

住友金属鉱山<5713>

日本の非鉄金属大手であり、銅、金、ニッケルなどの非鉄金属の採掘、製錬、販売を一貫して手がけています。特に金やニッケルは、国内外で高い競争力を持っています。

 

金と銅の両方に権益と事業を持っているため、今回の金価格高騰と銅の高騰の両方から恩恵を受けることが期待されます。銅はEV(電気自動車)向けや蓄電池向け、金は安全資産として、中長期的な需要が見込まれる資源を扱っている点も注目されます。

 

4月9日年初来安値2,374.5円から、金や銅価格の上昇を背景に右肩上がりの上昇が継続し、10月17日年初来高値5,550円まで上昇しました。

 

JX金属<5016>

ENEOSホールディングス<5020>のグループ会社で、非鉄金属事業の中核を担っています。銅資源の権益を持ち、銅の採掘製錬から、電子材料向けの加工品まで幅広く手がける日本の大手企業です。

 

銅事業が収益の柱の一つであり、AI向けデータセンターや再生可能エネルギー関連で需要が急増している銅の価格高騰は、同社の業績に大きく貢献することが見込まれます。銅の供給不安が続く中、資源の安定供給を担う企業として注目が集まりそうです。

 

株価は4月7日年初来安値650円から10月7日上場来高値2,339円へ上昇。その後は上昇一服となり2,000円割れとなっています。

 

金(ゴールド)コースSPDRゴールド・シェア<GLD>)

金(ゴールド)価格の値動きに連動することを目指す世界最大級のETF(上場投資信託)です。金現物を直接購入保有するのではなく、ETFを通じて金に投資するため、少額から手軽に始められます。

 

毎月一定額をつみたてる「つみたて投資」にも向いています。金は株式などとは異なる値動きをする傾向があり、ポートフォリオのリスク分散効果も期待できそうです。

 

三菱UFJ 純金ファンド 愛称:ファインゴールド

国内の金価格の値動きに連動する投資成果を目指す投資信託です。金現物の購入と異なり、少額から手軽に金へ投資できる点が特徴です。

 

金(ゴールド)コースと同様に、「つみたて投資」にも向いています。

 

記事作成日:2025年10月20日