💡この記事のポイント
✅注目が集まる高配当株
✅米景気後退懸念もありハイテク株が売られディフェンシブ株へ資金シフトの流れ
✅高配当で株価堅調な日米株3選+高配当23銘柄をご紹介
🔎登場する銘柄
✅ベライゾン・コミュニケーションズ、クラフト・ハインツ、商船三井
✅注目が集まる高配当株
✅米景気後退懸念もありハイテク株が売られディフェンシブ株へ資金シフトの流れ
✅高配当で株価堅調な日米株3選+高配当23銘柄をご紹介
✅ベライゾン・コミュニケーションズ、クラフト・ハインツ、商船三井
相場低迷時に下がりにくい高配当株
ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>
クラフト・ハインツ<KHC>
商船三井<9104>
その他高配当銘柄
物価上昇の影響もあって、日本でも金利が上昇しています。今後もトランプ関税の影響で物価が高止まりする可能性もありそうです。それでも低金利の状況ですから、配当金が多い高配当株に注目が集まっています。
配当金は業績が好調であれば増えることがある一方で、業績が低迷すれば減少することもあります。業績の推移には注目しておきましょう。
また、配当金のオトク度を表すのが配当利回りです。配当金額に変動がなくても株価が値下がりすれば配当利回りが高くなるため、安定した配当金を出す銘柄は下がりにくい傾向があります。
米国では景気後退懸念もあり、ハイテク株が売られ、安全性の高いディフェンシブ株へ資金シフトが起きています。その際に、高配当株も物色対象となり、米国株が全体安となる中、株価は堅調に推移しています。
そこで今回は、全体相場が下落した中でも下がりにくい、安定した配当金を出していて高配当利回りが魅力の日米株3銘柄をご紹介します。
米通信大手で、一般消費者や企業等向けに無線と有線の通信関連製品やサービスを提供。IoT分野にも積極的に投資。
2024年10-12月期決算では、顧客がニーズに応じて料金プランを設定できる「マイプラン」が好評で、携帯電話の月額課金契約者数が四半期としては過去5年間で最高となる加入者増となりました。それにより、売上高、1株当たり利益が市場予想を上回る結果となり、2024年12月期前期の業績は増収増益となりました。
好調な業績を背景に増配基調が継続していて、2023年12月期前々期の配当金は2.64ドルでしたが、2024年12月期前期の配当金は2.69ドルと0.05ドルの増配となりました。予想配当利回りは5.79%前後を見込んでいます。(2025/3/10現在)
株価は2023年10月安値30.14ドルから2024年9月高値45.36ドルへ上昇。その後今年1月10日安値37.59ドルまで下落。その後は戻り歩調で、3月10日昨年来高値47.35ドルまで上昇しています。
「ハインツ」を筆頭に、多様なブランド名で様々な飲食料品や調味料等を製造し、世界各国で販売。
物価上昇を背景に価格転嫁を行った結果、消費者の節約志向が高まった影響が出ているようです。
2024年12月期前期の業績は前々期比減収減益という結果で、2025年1-3月期予想も前年同期比減収減益の見通しです。ただし、2025年12月期今期予想は減収増益の見通しです。
今期の配当金は変わらずの1.6ドルで、予想配当利回りは4.97%前後を見込んでいます。(2025/3/10現在)
株価は2024年4月高値38.96ドルから7月安値31.58ドルまで下落。その後は35ドルを挟んで横ばいでもみ合う動きが続きましたが、2024年7-9月期の決算発表を機に下落に転じ、今年2月12日昨年来安値27.25まで下落。ただし、安値を更新したことから値ごろ感も出たようで、再び30ドルを回復しています。
世界各国で海上貨物輸送、倉庫管理、貨物を取り扱う海運業大手の総合輸送企業。
第二次トランプ政権の追加関税発動前の駆け込み需要等もあって、アジア発欧米向け貨物の需要増により底堅い 運賃水準を維持した他、堅調な旅行需要に加え、為替差益等により好調な業績となりました。
業績好調に伴って、2025年3月期今期連結純利益予想を4,000億円(前年比52.9%増)とし、従来予想3,500億円から上方修正しました。
さらに、業績が好調だったことから、今期の年間配当を従来計画の300円から340円に増額しました。予想配当利回りは6.11%前後を見込んでいます。
株主優待は3月末と9月末を基準に、保有株数に応じてクルーズ優待券やフェリー割引券の他、2年以上300株以上を保有する長期株主にはオリジナルカタログギフトを贈呈しています。(2025/3/10現在)
株価は2024年8月安値3,992円から今年1月8日昨年来高値5,699円へ上昇。直近は5,500円前後でもみ合う動きが続いています。
ゼロックス・ホールディングス
ダウ
アルトリア・グループ
フォード・モーター
ファイザー
ユナイテッド・パーセル・サービス
シェブロン
USバンコープ
ブリストル・マイヤーズ・スクイブ
エーティー・アンド・ティー
CMEグループ
エイチピー
日本郵船
神戸製鋼所
マツダ
JFEホールディングス
LIXIL
アステラス製薬
日本たばこ産業
小野薬品工業
日本M&Aセンターホールディングス
本田技研工業
東ソー
日本製鉄
関連記事:【2025年3月】米国株&日本株 配当利回りランキング
記事作成日:2025年3月11日
ファイナンシャルプランナー
横山利香
短大卒業後、金融専門出版社やビジネス書出版社で雑誌の記者、書籍の編集者を経て、ファイナンシャルプランナー、国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)として独立。株式や不動産、外貨、投資信託など、資産運用をテーマとした執筆や講演活動、投資塾などを行う。株式や不動産への投資を中心に、為替などさまざまな金融商品への投資を行う。大学生の子どもがいる。
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