💡この記事のポイント
✅米政府機関の閉鎖や米中対立の懸念から回復傾向
✅AI市場の拡大や利下げ期待が相場を支えている
✅将来的に株価2倍高のダブルバガー期待株をご紹介
🔎登場する主な銘柄
✅KLA、クラウドストライク、ユニティ
✅米政府機関の閉鎖や米中対立の懸念から回復傾向
✅AI市場の拡大や利下げ期待が相場を支えている
✅将来的に株価2倍高のダブルバガー期待株をご紹介
✅KLA、クラウドストライク、ユニティ
将来のダブルバガー期待の銘柄に注目
KLA<KLAC>
クラウドストライク・ホールディングス<CRWD>
ユニティ・ソフトウェア<U>
アファーム・ホールディングス<AFRM>
データドッグ<DDOG>
シースリー・エーアイ<AI>
米国では、10月からはじまる新しい会計年度の予算をまかなう「つなぎ予算」が与野党の対立で成立せず、連邦政府予算が1日に失効したことで政府機関が一部閉鎖となりました。これにより、重要経済市場の米国雇用統計が公表されないなど、混乱が続いています。また、中国がレアアースの輸出規制強化を発表し、米中貿易摩擦の再燃も懸念されています。
これらを受け、米国の主要株価指数は下落が強まったものの、比較的底堅い動きを続けています。AI(人工知能)の商用化拡大と半導体需要の拡大、連邦準備理事会(FRB)の利下げによる金利低下などが要因となっています。直近は米中貿易摩擦懸念の後退や、米政府機関の一部閉鎖が近く終了すると見られることなどから、再度上昇基調となってきました。
こうした環境の中で、株価が上昇に転じる銘柄も増えています。うまくいけば、株価10倍増のテンバガーまでは行かずとも、株価2倍増の“ダブルバガー”が生まれる可能性も期待できるかもしれません。
今回は、将来的に株価上昇が期待できそうな米国株をご紹介します。
半導体業界向けにプロセス制御・生産管理ソリューションなどを提供しています。
2025年6月期前期決算は増収増益でした。前期配当を前々期の5.65ドルから6.8ドルへ増配しています。同社は、半導体製造に欠かせない検査・計測装置分野で世界のトップクラスであり、堅調な需要と特殊半導体プロセスセグメントの成長が期待されるため、投資家の関心が向かっています。
株価は、4月7日年初来安値551.33ドルから10月20日上場来高値1,161.18まで上昇。高値警戒感はありますが、業績の伸びに応じて続伸も期待できそうです。
クラウドベースのインターネット・セキュリティ・ソリューションを提供しています。
2025年5-7月期決算は増収だったものの、営業赤字に転落しました。しかし、サイバーセキュリティーはAIの普及には必要不可欠です。9月18日の投資家向け説明会で示されたAI戦略では、2027年度の新規年ベース経常収益の伸びを20%と予想しています。
株価は4月7日年初来安値298ドルから7月3日年初来高値517.98ドルへ上昇。決算発表を受けて、9月4日安値402.66ドルまで下げましたが、投資家向け説明会の内容が好感され、9月18日には500ドル台を突破し、直近は500ドル前後で推移しています。
モバイルやPC向けの2D・3Dコンテンツを開発・運営・収益化するために必要なソフトウェアソリューションを提供。
2025年4-6月期決算は減収、営業赤字となりましたが、ソフトウェア業界はAIの進展などによる一段の拡大が見込まれています。特に同社が得意とするモバイル関連は拡大の余地が大きそうです。
ただ、10月2日にゲームエンジン「Unity」の2017.1以降のすべてのバージョンに影響する重大な脆弱性が存在すると発表し、各々の開発者に予防的な修正プログラムの対応を呼びかけています。
株価は4月7日年初来安値15.33ドルから9月16日年初来高値46.94ドルへ上昇。以降は下落基調で、直近は35ドル前後で推移しています。
eコマース(電子商取引)のための決済プラットフォームを運営し、後払い・分割払いサービスを提供しています。
2025年6月期前期決算は増収、最終利益は黒字に転換しました。多くのアナリストは、同社が提供するプラットフォームが大きな成長性を持っていると判断しており、格付けや目標株価を引き上げています。
ただ、9月22日に同社関係者が保有する大量の株式を売却したことが発表され、株価は押し目を作っています。
株価は、4月4日年初来安値30.9ドルから8月29日年初来高値100ドルへ上昇。その後は下落基調で、10月17日安値67.49ドルまで下落しています。
ITインフラストラクチャやアプリケーションのパフォーマンスをモニタリング・分析するSaaS(Software as a Service)プラットフォームを提供しています。
2025年4-6月期決算は増収でしたが、営業赤字に転落しました。ただ、同社の監視・分析プラットフォームはAIの監視や評価にも利用されており、今後も大きな発展が期待されています。7月9日にはS&P500の構成銘柄にも採用されました。
株価は4月7日年初来安値81.63ドルから10月10日年初来高値166.89ドルへ上昇し、2024年12月高値170.08ドルに迫りました。その後は上昇一服となり、直近は155ドル前後で推移しています。
AI(人工知能)のソフトウェア事業を手がけています。AI関連の本丸とも言えそうな企業です。
2025年5-7月期決算は減収、営業赤字が拡大しました。ただ、同社の特徴はAIを作るのではなく、企業がAIをすぐに使えるようにアプリケーションソフトウェアを作っている点で、大きな成長分野を抱えています。
株価は、2024年12月高値45.08ドルから今年8月11日年初来安値14.7ドルへ下落。その後は低位もみ合いが続き、直近は18ドル前後で推移しています。
記事作成日:2025年10月21日
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