東証REIT指数が約1年ぶりの安値「REIT(不動産投資信託)」6選

💡この記事のポイント

✅東証REIT指数は約1年ぶりの安値水準に

✅都心オフィスやホテル需要などには底堅さも

✅国内REITをご紹介

🔎登場する主な銘柄

日本ビルファンド投資法人ジャパンリアルエステイト投資法人野村不動産マスターファンド投資法人星野リゾート・リート投資法人

 

目次

ジャパンリアルエステイト投資法人 投資証券<8952>

日本ビルファンド投資法人 投資証券<8951>

日本都市ファンド投資法人 投資証券<8953>

野村不動産マスターファンド投資法人 投資証券<3462>

ジャパン・ホテル・リート投資法人<8985>

星野リゾート・リート投資法人<3287>

東証REIT指数が約1年ぶりの安値「REIT(不動産投資信託)」6選

REIT(リート)とは、不動産投資信託のことです。投資家から集めた資金で、オフィスビル、商業施設、ホテル、住宅などの不動産に投資し、賃料収入などをもとに分配金を出す仕組みです。REITは利益の90%超を分配するなど一定の条件を満たすと、法人税負担を抑えやすい仕組みがあり、分配金利回りが高くなりやすい特徴があります。

 

足元のJ-REIT市場は軟調です。2026年6月8日の東証REIT指数は、一時1,740.49ポイントまで下落し連日で年初来安値を更新しました。これは約1年ぶりの安値水準です。REITは借り入れを使って不動産を取得することが多いため、金利上昇は利払い負担の増加につながりやすく、金利の上昇傾向が投資家心理の重荷になっているようです。

 

一方で、不動産そのものの需要には底堅さもあるようです。2026年4月時点の東京都心5区の平均空室率は2.2%、平均賃料は坪あたり22,454円とのことで、空室率は低水準で、平均賃料も上昇しています。また、株式のPBR(株価純資産倍率)に似た指標である、J-REITのNAV倍率(Net Asset Value倍率:保有不動産の純資産価値に対して、現在のREITの価格が割安かどうかを見る指標で、1倍を下回ると割安とされています)が5月末時点で0.84倍と、不動産需要の強さが十分に織り込まれていないとの見方もあるようです。

 

なお、米国REITでは、AI関連需要を背景にデータセンター系REITへの注目が高まっています。クラウドサービスやAI投資の拡大により、データセンターを保有・運営するREITの成長期待が意識されているようです。「アメリカREITチャレンジコースDirexion米国リートブル3倍ETF<DRN>)」の対象インデックスには、データセンター系REITも含まれているようです。J-REITの動きとあわせて、米国REITの流れもチェックしておくと、REIT投資の見方も広がりそうです。

 

ここからは、PayPay証券で取り扱いのあるREITをご紹介します。

 

 

ジャパンリアルエステイト投資法人 投資証券<8952>

三菱地所系の安定派オフィスREIT

主な投資対象:東京都心のオフィスビル

予想分配金利回り:4.56%

三菱地所<8802>などがスポンサーを務める、日本を代表するオフィス特化型のREITです。東京都心の大型オフィスビルを中心に投資を行っています。東京都心のオフィス空室率が6年ぶりの低水準となるなど、オフィス需要には底堅さも見られます。都心オフィス市況の改善を受けやすい銘柄として注目されます。

 

 

日本ビルファンド投資法人 投資証券<8951>

国内最大級のオフィスREITの雄

主な投資対象:大規模オフィスビル

予想分配金利回り:4.03%

三井不動産<8801>をスポンサーとする、国内最大級の資産規模を誇るオフィス特化型REITです。東京都心の一等地に立地する大型オフィスビルを数多く保有しています。オフィス賃料の上昇基調が続くなかで、安定した収益基盤と割安さでの見直し余地が意識されそうです。

 

 

日本都市ファンド投資法人 投資証券<8953>

私たちの生活に身近な商業施設と住宅

主な投資対象:商業施設・都市型住宅

予想分配金利回り:5.44%

都市型の商業施設をはじめ、オフィス、住宅、複合施設など多岐にわたる不動産を保有する総合型のREITです。特定の用途だけに依存せず、さまざまな不動産に分散投資している点が特徴です。商業施設やオフィス、住宅などの需要を幅広く取り込みながら、安定した運用を目指すREITといえそうです。

 

 

野村不動産マスターファンド投資法人 投資証券<3462>

オフィスから物流までカバーする「総合型」

主な投資対象:オフィス・商業・住宅・物流

予想分配金利回り:4.95%

野村不動産グループの総合力を生かし、オフィス、物流施設、商業施設、住宅などをバランスよく組み入れた総合型のREITです。用途を分散したポートフォリオを持つことで、特定の不動産市況に偏りにくい点が特徴です。幅広い不動産の強みを組み合わせながら、安定した分配金収入を目指しています。

 

 

ジャパン・ホテル・リート投資法人<8985>

観光需要の回復を享受する高利回り銘柄

主な投資対象:ホテル・リゾート施設

予想分配金利回り:6.9%

ホテルに特化して投資しているREITです。都市型ホテルやリゾートホテルなどを保有しており、国内外の旅行需要やインバウンド(訪日外国人客)の動向と関係が深い銘柄です。ホテル客室単価の上昇や稼働率の改善が続けば、業績や分配金の水準にとって追い風になりそうです。

 

 

星野リゾート・リート投資法人<3287>

あの「星のや」の観光系REIT

主な投資対象:星野リゾートが運営する宿泊施設など

予想分配金利回り:5.53%

「星のや」や「界」などの星野リゾート系ブランドに加え、都市観光ホテルなどにも投資するREITです。ホテルや旅館などの宿泊施設を中心に投資しているため、国内旅行やインバウンド需要の回復が追い風になりやすい銘柄です。独自のブランド力と観光需要の底堅さを背景に、ホテル系REITの一つとして注目されます。

 

※ご紹介した予想分配金利回りは、2026年6月8日終値時点の情報を元にしています。

 

 

記事作成日:2026年6月8日

 

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