【株価が動いた理由】コカ・コーラ

コカ・コーラ＜KO＞

◎2024/8/26(月)終値70.84ドル+1.05ドル

◎米国の利下げ期待からNYダウが約1か月半ぶりに史上最高値を更新し、同社株も前日比1.5％の上昇となりました

◎米連邦準備理事会（FRB）のパウエル議長が、利下げにより景気や雇用を促進させる考えを示したことで、景気敏感株や消費関連株などが買われる展開となりました

◎同社株は8月初旬のマーケット暴落時にも影響を受けず、2023年10月安値51.55ドル以降堅調に上昇を続けています

◎特に日本時間29日早朝に決算発表を控えるエヌビディア＜NVDA＞やマイクロン・テクノロジー＜MU＞など半導体関連株が下げる中、エヌビディアの決算の影響をほとんど受けないであろう同社株に人気が集まっているようです

◎イスラム圏でのイメージ悪化により一部で売上高の減少があるものの、業績予想は堅調で買い安心感があるようです

◎米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイ＜BRK.B＞がアップル株などの保有株を減らしたことが話題となりましたが、一方でコカ・コーラの保有株は売却していないことも背景にあるようです

◎株価は2020年3月安値36.27ドルから2022年4月高値67.2ドルまで上昇。その後はおおむね50ドル～65ドルでのもみあいが続いていましたが、昨秋以降は上昇が続き今年8月以降はもみ合いを上抜けし、この日は一時70.92ドルまで上昇し上場来高値を更新しました

公開日:2024.8.27

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