アマゾン・ドット・コム<AMZN>
◎2024/10/7(月)終値180.8ドル-5.71ドル
◎ウェルズ・ファーゴ<WFC>のアナリストが投資判断を「中立」へ引き下げ、目標株価を225ドルから183ドルに引き下げたことから、前日比-3.06%の大幅安となりました
◎アマゾンはカバレッジ(調査)を行うアナリストの9割超が「買い」や「強気」のレーティングを付与している銘柄ですが、大手銀行の有力アナリストによる格下げとあって、売り材料視されたようです
◎ウォルマート<WMT>との競争激化や、衛星通信サービスへの先行投資が重荷となり、利益率の拡大が抑制される可能性を警戒しているとのことです
◎ウォルマートのアマゾンと同様の事業が急成長し、また販売業者向け手数料がウォルマートの方が約15%安いことから、アマゾンの収益への悪影響を指摘しています
◎その上で、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)のクラウド・コンピューティング事業の成長でそれを補うのは難しいとの見方を示しました
◎なお、アマゾンは先週3日に、2024年10-12月のホリデーシーズンはオンラインでの購入額が過去最高を更新するとの見通しを示し、昨年と同規模となる輸送・倉庫従事者25万人を雇用する計画を発表していました
◎株価は7月8日の上場来高値201.2ドルから8月5日安値151.61ドルへ下落、9月24日高値195.37ドルまで反発しましたが戻り一服となり、この日は一時180.25ドルまで下落しました
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