【株価が動いた理由】マイクロソフト

【株価が動いた理由】マイクロソフト

マイクロソフト<MSFT>

 

◎2024/10/31(木)終値406.35ドル-26.18ドル

◎業績予想が市場予想を下回り、前日比-6.05%の大幅安となりました

◎2024年10-12月期売上高予想が681~691億ドルとされ、市場予想698億3,000万ドルを下回りました

◎AIを活用したクラウドサービス「Azure(アジュール)」の成長率は31~32%とされ、7-9月期は34%、4-6月期は35%と、期待の事業の伸び鈍化が特に嫌気されたようです

◎ただし、アジュール需要は好調で、データセンター構築用の半導体などの入荷遅れが成長率鈍化の原因で、2025年6月期今期後半には持ち直すと説明されました

◎7-9月期設備投資額は200億ドル(前年同期比80%増)で今後も拡大が続くものの、クラウド需要などが旺盛で、コスト管理により利益率の低下は最小限に抑えられると見ているようです

◎これによりあるアナリストは、今回の予想は一時的な要因によるもので見た目ほど悪くはないとして、同社株を「買い」とし目標株価を480ドルとしました

◎別のアナリストは、生成AI(人工知能)サービス「コパイロット」の収益化などに疑問が残るとしながらも、楽観的な見方を維持し目標株価を500ドルから511ドルに引き上げました

◎株価は2022年11月安値213.43ドルから今年7月5日上場来高値468.35へ上昇。その後8月5日安値385.58ドルから9月17日高値441.85ドルへ上昇。その後は400~430ドル程度で推移していましたが、この日は一時406.3ドルまで下落しました

 

 

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公開日:2024.11.1

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