【株価が動いた理由】オラクル、オクタ、AMD、ペプシコ、チャールズ・シュワブ、アボット・ラボラトリーズ
目次

オラクル<ORCL>

オクタ<OKTA>

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>

ペプシコ<PEP>

チャールズ・シュワブ<SCHW>

アボット・ラボラトリーズ<ABT>

【株価が動いた理由】オラクル、オクタ、AMD、ペプシコ、チャールズ・シュワブ、アボット・ラボラトリーズ

オラクル<ORCL>

◎2026/04/16(木)終値178.34ドル+8.53ドル

アマゾン・ドット・コム<AMZN>+0.48%傘下のアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)との提携拡大が好感され、前日比+5.02%高と5連騰しました

◎オラクル・クラウド・インフラストラクチャーとAWS間で、高速かつプライベートな接続を提供する「Oracle Interconnect for AWS」を発表し、利便性向上による収益成長が期待されているようです

◎顧客がデータを途切れなく移動させ、アプリケーションの近代化や新たな生成AIの機会創出が可能になるほか、既に開始しているAzureやGoogle Cloudとの提携に続き、マルチクラウド戦略が一段と進展したことも材料視されたようです

◎また、燃料電池のブルーム・エナジーとの提携拡大によるAIデータセンター向け電力確保や、公益事業向けAIプラットフォームの紹介など、積極的なインフラ整備やAI分野での取り組みも背景のようです

◎さらに、予想PER(株価収益率)が昨年9月の45倍程度から現在は22倍程度まで低下しており、割安感が意識された押し目買いも入ったようです

 

オクタ<OKTA>

◎2026/04/16(木)終値72.01ドル+4.66ドル

◎投資判断の格上げを受け、AIエージェントの普及が市場拡大に繋がるとの期待から、前日比+6.91%高となりました

◎あるアナリストが投資判断を「中立」から「買い」へ引き上げ、目標株価を85ドルに設定したことが好感されたようです

◎法人分野でAIエージェントが実用化段階へ移行するなか、これらが独自のIDセキュリティを必要とすることで、同社のTAM(獲得可能な最大市場規模)が大幅に拡大すると分析されたようです

◎また、2027年1月期今期の増収率が会社予想の9%程度を上回り、10%を超える可能性があると指摘されたことも好感されたようです

◎さらに、AIによる既存ソフトの代替懸念から株価が年初来高値から前日終値で30%超下落していたこともあり、AI活用がむしろシェア拡大に寄与するとの期待から、見直し買いを誘ったことも背景にあるようです

◎あるアナリストが、ID管理はサイバーセキュリティーの重要な基盤要素として長期的な価値向上をもたらすと評価したことも後押しとなったようです

◎これにより、ゼットスケーラー<ZS>+2.53%、パロアルトネットワークス<PANW>+1.74%、クラウドストライク・ホールディングス<CRWD>+1.71%なども買われました

 

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>

◎2026/04/16(木)終値278.26ドル+20.14ドル

◎目標株価の引き上げや米イラン停戦への期待を背景に、前日比+7.8%高と急騰となり上場来高値を更新し12連騰しました

◎あるアナリストが投資判断「中立」を維持し、目標株価を235ドルから265ドルへ引き上げたことが好感されたようです

◎サーバー向けCPUの好調が利益を押し上げているほか、メタ・プラットフォームズ<META>+0.79%へのAI半導体供給契約の効果が市場予想に十分に織り込まれていない可能性が指摘されたようです

◎また、トランプ大統領がイランとの合意について「週末に会談する可能性がある」と言及したことで、地政学リスクの収束期待からナスダック総合指数が17年ぶりとなる12連騰を記録したことも追い風となったようです

◎一方で、メモリー価格の高騰によるPC需要の弱含みリスクや、急ピッチな上昇を受けたテクニカル的な過熱感への警戒感も一部のアナリストから示されているようです

◎これにより、投資判断が「中立」から「買い」に目標株価も70ドルから85ドルに引き上げられたオン・セミコンダクター<ON>+10.35%をはじめ、インテル<INTC>+5.48%、テキサス・インスツルメンツ<TXN>+3.14%、クアルコム<QCOM>+1.06%なども買われました

 

ペプシコ<PEP>

◎2026/04/16(木)終値158.38ドル+3.53ドル

◎2026年1-3月期決算で売上高と利益が市場予想を上回り、主力である北米市場の販売改善の兆しが好感され、前日比+2.27%高となりました

◎1-3月期売上高194億4,300万ドル(前年同期比9.0%増)が市場予想189億5,000万ドルを上回り、一株当たり利益1.61ドルも市場予想1.54ドルを上回りました

◎為替や買収影響を除いたオーガニック売上高成長率は2.6%となり、市場予想の2.2%を上回りました

◎特に北米食品部門の売上高が2年以上ぶりに増加(1%増)に転じるなど、スナック菓子の需要回復が鮮明となったようです

◎また、低所得層の消費減退に対応した価格引き下げやパッケージの小型化、健康志向に合わせた新商品投入などのポートフォリオ再編が成果を上げ始めていることも好感されたようです

◎さらに、2026年12月期今期の一株当たり利益の伸びを5〜7%増とする従来の見通しを据え置いたことが、不安定なマクロ経済環境下での投資家の安心感を誘ったようです

 

チャールズ・シュワブ<SCHW>

◎2026/04/16(木)終値92.62ドル-7.65ドル

◎2026年1-3月期決算で売上高が市場予想をわずかに下回ったことが嫌気され、前日比-7.62%安となりました

◎1-3月期決算は、売上高64億8,200万ドル(前年同期比15.8%増)が市場予想65億44万ドルを下回り、一株当たり利益 1.43ドルは市場予想1.4ドルを上回りました

◎市場のボラティリティ(価格変動性)上昇を背景に、1日平均取引高が過去最高の990万件を記録し、純利益が前年同期比30%増の24億8,000万ドルと大幅な増益を達成しました

◎一方で、AIツールの普及により顧客がより容易に資金を移動できるようになることで、収益源であるキャッシュスイープ(預金自動振替)残高が減少するとの懸念も重荷となったようです

◎あるアナリストは、不透明なマクロ経済環境下で証券・資産運用業種の好調が持続するかを疑問視する投資家心理が売りに繋がったと見ているようです

 

アボット・ラボラトリーズ<ABT>

◎2026/04/16(木)終値95.47ドル-6.09ドル

◎2026年12月期今期の収益見通しが市場予想に届かず、前日比-5.99%安となりました

◎今期の一株当たり利益予想を5.38〜5.58ドルとし、上限でも市場予想の5.6ドルを下回ったことが嫌気されたようです

◎3月末に完了したがん診断大手エグザクト・サイエンシズの買収に伴う約0.2ドルの希薄化が重荷となったようです

◎一方で、2026年1-3月期決算の実績は、売上高111億6,000万ドルが市場予想110億ドルを上回り、一株当たり利益 1.15ドルも市場予想1.14ドルを上回りました

◎血糖値測定器「フリースタイル リブレ」を含む医療機器部門は前年同期比8.5%増と堅調だったようです

◎ただ、粉ミルクなどの栄養事業部門は原材料コスト高騰や販売減により売上高が前年同期比7.7%減と引き続き業績の足かせとなっており、新型コロナやインフルエンザ関連の診断検査売上も低調に推移したようです

◎さらに、乳児用粉ミルク「シミラック」を巡る訴訟問題も懸念材料となっており、1,700件以上の訴訟を抱えるなか、シカゴの陪審が7,000万ドルの損害賠償支払いを命じた判決も投資家心理を冷やした背景のようです

 

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