【株価が動いた理由】アップル、ユナイテッドヘルス、ノースロップ・グラマン、GEエアロスペース、シーゲート、クラウドストライク、オキシデンタル・ペトロリアム、メルク、D.R.ホートン、スリーエム
目次

アップル<AAPL>

ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>

ノースロップ・グラマン<NOC>

GEエアロスペース<GE>

シーゲート・テクノロジー・ホールディングス<STX>

クラウドストライク・ホールディングス<CRWD>

オキシデンタル・ペトロリアム<OXY>

メルク<MRK>

D.R.ホートン<DHI>

スリーエム<MMM>

【株価が動いた理由】アップル、ユナイテッドヘルス、ノースロップ・グラマン、GEエアロスペース、シーゲート、クラウドストライク、オキシデンタル・ペトロリアム、メルク、D.R.ホートン、スリーエム

アップル<AAPL>

◎2026/04/21(火)終値266.17ドル-6.88ドル

◎ティム・クック最高経営責任者(CEO)の会長就任とジョン・ターナス上級副社長のCEO昇格が想定より早い発表だったとの驚きから、前日比-2.51%安となりました

◎ターナス氏は製品開発担当で次期CEOの最有力候補でしたが、AI戦略の転換期におけるリーダー交代が経営の不透明感を強めたようです

◎あるアナリストは、AI対応の重大局面でのリーダー交代は投資家の間に疑問を生んでおり、新体制での戦略の継続性を注視する必要があると指摘しています

◎クック氏が会長として政策当局者への対応を担い、ターナス氏がハードウェア開発の知見を活かす体制自体は妥当な人選であるとの冷静な見方も示されているようです

◎クック氏の在任中に時価総額4兆ドルの達成やサービス部門の成長を成し遂げた実績を背景に、足元の収益は安定しているとの評価もあるようです

◎これにより、PC競合のエイチピー<HPQ>+7.65%、デル・テクノロジーズ<DELL>+3.97%などが買われました

 

ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>

◎2026/04/21(火)終値346.01ドル+22.53ドル

◎2026年1-3月期決算が市場予想を大幅に上回り、通期見通しの引き上げも好感され前日比+6.96%高となりました

◎1-3月期決算は、売上高1,117億2,100万ドル(前年同期比2.0%増)が市場予想1,094億2,900万ドルを上回り、一株当たり利益 7.23ドルも市場予想6.58ドルを上回りました

◎2026年12月期今期の一株当たり利益予想を従来の17.75ドルから18.25ドル以上に引き上げ、市場予想17.86ドルも上回ることも好感されたようです

◎保険料収入における医療費支払いの割合を示す医療費比率が83.9%と市場予想85.5%を下回り、過去2年間で最低水準となったことが収益性の改善として高く評価されたようです

◎ヘルスケアサービス事業のオプタム・ヘルス売上高が241億900万ドルと市場予想226億7,000万ドルを上回り、事業の売却を含む立て直しが進んでいることも背景のようです

◎また、2026年4-6月期末までに少なくとも20億ドル規模の自社株買いを実施する計画を明らかにしたことも、株主還元への積極姿勢として好材料視されたようです

◎これにより、ヒューマナ<HUM>+3.33%、エレバンス・ヘルス<ELV>+2.73%、CVSヘルス<CVS>+1.01%なども買われました

 

ノースロップ・グラマン<NOC>

◎2026/04/21(火)終値611.13ドル-45.85ドル

◎2026年1-3月期決算は市場予想を上回ったものの、今期の収益見通しが市場予想を下回ったことが嫌気され、前日比-6.97%安となりました

◎1-3月期決算は、売上高98億8,100万ドル(前年同期比4.4%増)が市場予想97億5,052万ドルを上回り、一株当たり利益 6.14ドルも市場予想6.06ドルを上回りました

◎2026年12月期今期の一株当たり利益予想を27.4〜27.9ドルで据え置きましたが、その中央値が市場予想の約28ドルを下回ったことが売り材料となったようです

◎ステルス爆撃機プログラムへの投資拡大によりフリーキャッシュフローの見通しを撤回したことも、将来の現金創出能力への懸念として意識されたようです

◎地政学リスクの高まりを受けて受注残高が960億ドルに達するなど需要は堅調ですが、高い市場期待に対して慎重な見通しが示されたことが失望売りを誘ったようです

◎これにより、同様に決算発表で売られたアールティーエックス<RTX>-4.4%や、ロッキード・マーチン<LMT>-1.6%なども売られました

 

GEエアロスペース<GE>

◎2026/04/21(火)終値286.73ドル-16.87ドル

◎2026年1-3月期決算は市場予想を上回ったものの、今期の収益見通しが市場予想に届かなかったことが嫌気され、前日比-5.55%安となりました

◎1-3月期決算は、売上高116億1,400万ドル(前年同期比29%増)が市場予想107億1,470万ドルを上回り、一株当たり利益1.86ドルも市場予想1.6ドルを上回りました

◎しかし、2026年12月期今期の一株当たり利益予想について、従来予想を据え置き上限の約7.4ドルを目指す方針を示したものの、市場予想7.46ドルに届かなかったことが失望売りを誘ったようです

◎中東情勢の緊迫化に伴う航空交通量の伸び悩み懸念から、2026年の需要予測を従来の一桁台半ばから一桁台前半の伸びへ下方修正したことも重荷となったようです

◎燃料価格が7-9月期まで高止まりするとの前提条件に加え、新型エンジンの販売増による商用部門の採算性低下が意識されたことも背景にあるようです

◎あるアナリストは、中東情勢の不安定化が航空宇宙産業に及ぼす悪影響は投資家の認識以上に大きい可能性があると指摘しました

 

シーゲート・テクノロジー・ホールディングス<STX>

◎2026/04/21(火)終値559.9ドル+20.15ドル

◎アナリストの目標株価の引き上げや次世代技術への期待から、前日比+3.73%高となりました

◎あるアナリストが、業界の競争環境を乗り切る能力に対する信頼の高まりを評価し、投資判断「中立」を維持し、目標株価を440ドルから515ドルに引き上げたことが好感されたようです

◎また、前日にはバンク・オブ・アメリカ<BAC>-0.87%のアナリストが、データセンター向け需要の持続や収益成長への確信から、投資判断「買い」を維持し、目標株価を450ドルから605ドルに引き上げたことも引き続き好感されたようです

◎アナリストは、2026年度の売上高予想を117億ドル、一株当たり利益を13.65ドルとし、従来の市場予想を上回る水準になると見ているようです

◎熱アシスト磁気記録(HAMR)技術を採用した大容量製品の導入が進展しており、利益率が長期目標の50%を超える見込みとのことです

◎また、今期分のストレージ容量の大部分が既に受注済みであり、一部の契約が2027年初頭まで延長されているなど業績の見通しが改善していると指摘しました

◎4月28日発表予定の1-3月期決算では、売上高30億2,000万ドル、一株当たり利益3.7ドルと市場予想を上回る着地が見込まれているようです

◎これにより、ウエスタン・デジタル<WDC>+2.59%なども買われました

 

クラウドストライク・ホールディングス<CRWD>

◎2026/04/21(火)終値449.61ドル+16.46ドル

◎あるアナリストが投資判断を「中立」から「買い」へ引き上げ、前日比+3.8%高となりました

◎ソフトウェアの脆弱性を特定する性能が高いアンソロピックのAIモデル「クロードミトス」が、サイバーセキュリティ予算を活性化させる強力な触媒になるとの評価が好感されたようです

◎当初はAIによる攻撃自動化の脅威が意識されていましたが、現在は企業がAIの脅威に対抗するためセキュリティ投資を強めるとの見方が強まり、クラウドストライクの競争優位が改めて意識されたようです

◎目標株価は525ドルに設定され、同社がアンソロピックと提携してモデルの安全性強化に取り組んでいることも業界全体の追い風になると指摘されています

◎これにより、パロアルトネットワークス<PANW>+3.18%、ゼットスケーラー<ZS>+3.56%、オクタ<OKTA>+2.48%、フォーティネット<FTNT>+3.22%なども買われました

 

オキシデンタル・ペトロリアム<OXY>

◎2026/04/21(火)終値56.33ドル+1.85ドル

◎イランとの停戦期限が迫るなかでの原油価格の上昇を受け、前日比+3.39%高となりました

◎米国とイランの停戦合意が4月22日に期限切れを迎えるのを前に、交渉の行き詰まりからWTI原油先物が一時95ドル近辺まで上昇したことが好感されたようです

◎トランプ大統領が和平合意に至らない場合の爆撃再開を示唆したほか、ホルムズ海峡の封鎖継続による供給不安が意識されたことも買いを後押ししたようです

◎一方で、オマーンやアラブ首長国連邦(UAE)といった中東での事業拠点における地政学リスクの再燃が、価格上昇の恩恵を一部相殺する可能性についても注視されているようです

◎あるアナリストは、石油インフラへの報復攻撃による長期的な供給途絶が発生した場合、原油価格は過去最高値の119ドルを容易に上回ると予測しているようです

◎これにより、コノコフィリップス<COP>+3.27%、バレロ・エナジー<VLO>+3.14%、マラソン・ペトロリアム<MPC>+2.9%、EOGリソーシーズ<EOG>+2.53%、フィリップス66<PSX>+2.33%、シェブロン<CVX>+1.48%なども買われました

 

メルク<MRK>

◎2026/04/21(火)終値112.56ドル-4.54ドル

エーザイ<4523>と共同開発中の腎細胞がん治療薬について、第3相治験で主要評価項目を達成できなかったと発表し、前日比-3.87%安となりました

◎主力薬「キイトルーダ」と「レンビマ」に新薬「ウェリレグ」を加えた3剤併用療法で生存期間の改善が見られず、期待されていた用途拡大計画に遅れが生じることが嫌気されたようです

◎ウェリレグは主力品の特許失効に伴う収益減を補う柱と目されており、今回の失敗により2030年代初頭に想定された最大58億ドルの収益上振れシナリオが困難になったとの懸念が強まったようです

◎なお、新たなHIV治療薬が米食品医薬品局の承認を受けたことも発表されましたが、がん治療薬の治験失敗による失望が大きく上回り材料視されなかったようです

 

D.R.ホートン<DHI>

◎2026/04/21(火)終値162.2ドル+8.86ドル

◎2026年1-3月期決算が市場予想を上回り、強気な利益率の見通しも示されたことで、前日比+5.77%高となりました

◎1-3月期決算は、売上高75億5,810万ドル(前年同期比2.3%減)が市場予想75億4,948万ドルを上回り、一株当たり利益2.24ドルも市場予想2.13ドルを上回りました

◎4-6月期の住宅販売事業における売上高総利益率の見通しを19.7%~20.2%とし、市場予想19%程度を上回る見込みであることも好感されたようです

◎純受注数が前年同期比11%増の24,992件と市場予想を上回ったほか、解約率が安定して低水準に留まったことも背景のようです

◎住宅ローン金利の再上昇が懸念されるなか、3月の需要が通常の季節変動に沿った堅調な動きを見せたことで先行きへの安心感が広がったようです

◎2026年9月期今期の売上高予想340億ドルが市場予想334ドルを上回ったことも好感されたようです

 

スリーエム<MMM>

◎2026/04/21(火)終値148.47ドル-2.93ドル

◎2026年1-3月期決算は一株当たり利益が市場予想を上回ったものの、今期の収益見通しが市場予想に届かなかったことが嫌気され、前日比-1.93%安となりました

◎1-3月期決算は、売上高60億ドル(前年同期比3.4%増)が市場予想60億5,460万ドルを下回り、一株当たり利益2.14ドルは市場予想1.98ドルを上回りました

◎2026年12月期今期の一株当たり利益予想を8.5~8.7ドルで据え置きましたが、中央値が市場予想8.65ドルに届かなかったことが失望売りを誘ったようです

◎経営陣が米国の消費者が裁量支出を抑える傾向が続くと指摘したほか、スマートフォンやパソコン向け部材の需要軟化が20億ドル規模の関連事業に影響するとの懸念も重荷となったようです

◎原油高による原材料コストの上昇を製品価格への転嫁で相殺しているものの、あるアナリストは家電製品の需要の弱さが今後の収益を抑制すると分析しているようです

 

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