対米投資第2弾&第3弾の関連日本株9選

💡この記事のポイント

✅対米投資第2弾は次世代原子炉SMRやガス発電所が柱

✅第3弾は油田開発や大型原子炉などで検討中

✅対米投資関連の日本株をご紹介

🔎登場する主な銘柄

日立製作所三菱重工業浜松ホトニクス荏原製作所丸紅


目次

日米首脳会談で対米投資第2弾プロジェクトを発表

次世代原子炉SMR、ガス発電所の関連銘柄に注目

対米投資第2弾の注目銘柄

対米投資第3弾以降の注目銘柄

対米投資第2弾&第3弾の関連日本株9選

日米首脳会談で対米投資第2弾プロジェクトを発表

3月19日に行われた高市早苗首相とトランプ大統領による日米首脳会談に合わせて、対米投資の第2弾プロジェクトが発表されました。対米投資においては昨年、米国による関税引き下げを引き換えに日本が総額5,500億ドル(約87兆円)を投資することで合意しており、すでに第1弾のプロジェクトとして、以下の3つが発表されています。


・AIデータセンター向け電力供給用ガス火力発電

・原油輸出の施設整備

・人工ダイヤモンド製造設備


次世代原子炉SMR、ガス発電所の関連銘柄に注目

今回発表された第2弾のプロジェクトは、次世代原子炉の小型モジュール炉(SMR)の建設と、米国における2件のガス発電所の建設で、事業規模は合計で730億ドル(約11兆6,000億円)にのぼります。すでに動意づいている関連銘柄もありますが、足元の不透明な相場環境により下落する場面があれば、押し目買いの好機となるかもしれません。


また、対米投資第3弾以降の候補としては、米国での油田開発大型原子炉などが検討されており、それらの関連銘柄についても注目しておきたいところです。


対米投資第2弾の注目銘柄

日本製鋼所<5631>

火力および原子力向けの鋳鍛鋼で世界最大手。2024年には、北米向けで初めてSMR部材を受注。2025年11月には、原子力発電所向け部材の需要増を見込んで100億円規模の追加投資(従来は200億円規模)の実施を発表しました。


日立製作所<6501>

総合電機・重電のトップ企業。同社と米国のGEベルノバ<GEV>は、東南アジアで次世代原子炉SMRの導入機会を検討することで合意しています。欧米での導入が計画されているとの報道もあり、関連銘柄として注目されています。また、第1弾のガス発電プロジェクトでも、発電システムや変電設備などの関連機器を手がける企業として関心を示したことが話題になりました。


三菱重工業<7011>

発電用タービン、航空、防衛、宇宙など、多岐にわたる製品や技術を有しています。発電の分野では、世界最高レベルの効率を誇るガスタービンを手がけています。原子力発電やガス発電の関連銘柄として注目される一方で、防衛関連銘柄としても注目度が高まっています。


IHI<7013>

航空エンジンや防衛関連のほか、原子力関連に強み。米国のニュースケール・パワー社に出資し、SMRの技術開発に参加しています。IHIは、原子炉重要機器では世界トップクラスの技術・能力を保有しています。発電分野においては、火力発電所向けにボイラーやガスタービンなどを製造しています。


三菱電機<6503>

総合電機大手。米国の大手エネルギー会社のホルテック・インターナショナルとSMR向けの計装制御システムの設計契約を締結しています。2026年3月期前期は、防衛関連事業や円安効果などにより、3期連続で過去最高益を更新する見込みです。


浜松ホトニクス<6965>

光電子増倍管で世界シェア約9割を持つ光センサー大手です。レーザー核融合など先端エネルギー分野での活用が期待されており、対米投資の関連銘柄となる可能性もありそうです。


荏原製作所<6361>

ポンプの総合メーカー。同社のエネルギーカンパニーが、SMR技術のプロバイダーである米国のニュースケール・パワーと戦略的パートナーシップを締結。株価は3月31日安値4,074円から4月15日高値5,280円まで回復。


対米投資第3弾以降の注目銘柄

INPEX<1605>

原油・ガス開発の国内最大手。石油や天然ガスの探鉱や開発、生産をグローバルに展開。米国でも積極的に事業展開していることから対米投資第3弾の関連銘柄として注目される可能性がありそうです。


丸紅<8002>

総合商社大手。米国でも石油やガスの探鉱・開発・生産事業を展開しています。また、米国の原子力発電では、関連機器の販売なども手がけており、対米投資の第2弾の関連銘柄としても注目される可能性があります。



記事作成日:2026年4月17日