三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>
◎2024/8/2(金)終値1,516円-209.5円
◎米景気後退の懸念から米株が大幅安となった流れを受け日本株も全面安となったことに加え、日米の金利が低下し国内金利上昇局面で利ざや改善期待で買われていた銀行株も売られ同社株も12%超の大幅安となりました
◎投資家のリスク回避姿勢が強まり、安全資産と位置付けられる日本国債に資金が流入し、日本の長期金利が1%を割り込んだことも、金利上昇で買われていた銀行株の重しとなったようです
◎日銀の追加利上げの発表で、好材料出尽くしと見る向きもあるようです
◎なお、同社は1日取引終了後に決算を発表しており、4-6月期純利益は5,558億9,400万円(前年同期比0.4%減)となり、通期業績見通しは据え置かれました
◎傘下の三菱UFJ銀行がフィリピンでデジタル金融サービスを展開するグローブ・フィンテック・イノベーションズに3億9,300万米ドル(約633億円)を出資することも伝えられていますが、これらの株価への影響は限定的だったようです
◎株価は7月5日高値1,849.5円からジリ安となっていましたが、この日は一時1,510円まで急落しました
【マーケット情報】
・日米株 注目銘柄のポイント(8月2日)
・日経平均(8月2日)
・東京エレクトロン<8035>(8月2日)
・NY見通し-ハイテク株を中心に軟調か(8月2日)
・みずほ好配当日本株オープン(8月1日)
・メタ・プラットフォームズ<META>(8月1日)
・クアルコム<QCOM>(8月1日)