日経平均
◎2024/8/6(火)終値34,675.46円+3,217.04円
◎為替市場で一時146円台まで円安ドル高に振れ、自律反発の買いが強まり前日比3,217.04円の大幅高となりました
◎上げ幅は1990年10月2日の2,676.55円を上回り過去最大、上昇率10.23%は歴代4位と歴史的な反発となりました
◎7月の米国の非製造業景況感指数が市場予想を上回り、米景気後退懸念が若干和らぎドルが買い戻されました
◎前日の1ドル=141円台から一気に146円台まで円安ドル高に動いたことから、輸出関連株などに売られすぎの反動からの買いが集まりました
◎例えば、トヨタ自動車<7203>のPBR(株価純資産倍率)が0.93倍と1倍割れするほど売り込まれるなど、減益を織り込む水準まで売られて下げすぎとの見方が広がり、前日の逆で買いが買いを呼ぶ展開となりました
◎これにより、米株の指数先物取引やアジア株市場も反発し、急落が一旦ストップした格好です
◎しかし、中東情勢不安や来週には米消費者物価指数などの発表もあることから、為替市場も含めて乱高下が続く可能性がありそうです
◎日経平均採用銘柄の内、215銘柄が上昇、10銘柄が下落と全面高の様相です
◎日経平均は7月11日史上最高値42,426.77円から、8月5日安値31,156.12円まで26.6%下落し、この日は一時34,911.80円まで上昇しました
【マーケット情報】
・日米株 注目銘柄のポイント(8月6日)
・川崎汽船<9107>(8月6日)
・HOYA<7741>(8月6日)
・NY見通し-ハイテク株を中心に反発か(8月6日)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(8月5日)
・アップル<AAPL>(8月5日)
・エヌビディア<NVDA>(8月5日)