【株価が動いた理由】ニトリホールディングス

【株価が動いた理由】ニトリホールディングス

ニトリホールディングス<9843>

  

◎2024/8/21(水)終値20,765円+590円

◎一時1ドル=144円台まで円高ドル安が進行し、円高メリットが高いとの見方から同社が買われ4連騰しました

◎同社は海外の工場で生産した製品を輸入・販売しているため、円安は業績の悪化要因となり、2024年3月期通期の決算では経常利益を380億円押し下げていました

◎足もとの円相場は米利下げ観測や日銀の利上げ観測が重なり、日米金利差の縮小思惑から円高ドル安が進行し、同社の業績押し上げに繋がると見られています

◎同社の似鳥昭雄会長も8月7日の決算説明会で「いよいよ円高、いよいよ我々の時代だ」と期待感を語ったようです

◎会長は「円高ドル安は1~2年続くだろう」と述べ、今年は1ドル=130円台後半、来年は120円台、ゆくゆくは110円台まで進むかもしれないと予測しているようです

◎株価は3月25日上場来高値24,420円から7月10日年初来安値16,355円へ下落、その後は上昇基調が続き、この日は一時20,830円まで上昇しました

 

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公開日:2024.8.21

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