【株価が動いた理由】アドバンテスト

【株価が動いた理由】アドバンテスト

アドバンテスト<6857>

 

◎2024/9/2(月)終値6,796円+155円

◎週末の米国市場でハイテク株高により主要3指数が上昇し、NYダウは2日連続で史上最高値を更新した流れを受け、週明けの東京市場も半導体関連株が買われ、アドバンテストも4連騰となりました

◎米国市場では株価低迷が目立つインテル<INTC>が急騰したほか、決算後に続落していたエヌビディア<NVDA>が上昇に転じたことでフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も3日ぶりに反発し、半導体やAI(人工知能)関連株が全般的に人気化しました

◎また、8月30日に斎藤経済産業相が、次世代半導体の量産を目指すラピダスへの政府の出資検討を明らかにしたことも、引き続き買い材料視されているようです

◎政府は半導体を経済安全保障上の「重要物資」に位置付け、国内での半導体生産を強化する方針を以前から示していますが、これまでの補助金支給だけでなく、政府が出資して株主となることで、より多くの民間投資を呼び込みたい考えであるとされています

◎ラピダスは2027年に半導体の量産開始を目指しており、政府の出資を機に国内で生成AIやデータセンター向け半導体の生産が増えれば、同社の試験装置に対する需要増加が期待できるとの見方が広がっているようです

◎株価は4月30日安値4,952円から7月11日高値7,032円へ上昇。その後乱高下しつつ8月5日安値5,313円へ下落、この日は一時6,890円まで上昇しました

 

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公開日:2024.9.2

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