【株価が動いた理由】東京海上ホールディングス

【株価が動いた理由】東京海上ホールディングス

東京海上ホールディングス<8766>

 

◎2024/9/19(木)終値5,188円+251円

◎損害保険業界が取引先との関係を強めるために持つ「政策保有株式」の全廃に踏み切るとの報道が伝わり、東京海上は前日比+5.08%の大幅高となりました

◎報道によれば、適正な競争環境を確保する目的で日本損害保険協会が「(政策株を)早期になくすべく残高縮減に努める」との方針を掲げるとされ、規範を定めた指針を19日午後にも発表するとのことです

◎先に起きた企業向け保険のカルテル問題などを受け、大手4社は既に政策株の保有をやめる方針を決めていますが、損保協会が指針を定めることで中堅損保にも歩調を合わせるよう促す狙いのようです

◎また他にも、政策株の保有割合に応じて企業向け保険の契約が決まる「あしき商慣行」の廃絶も目的にあるようです

◎政策保有株式を企業間で持ち合うことは会社間の関係強化や経営権の乗っ取りを防げるといったメリットがある一方、固定化により資金効率が下がるため、株主が本来得られるべき利益の減少につながっているとの指摘があります

◎今後は政策保有株の放出で得られた資金を新たな投資先に振り向けることや、株主還元の強化に充てるといった期待もあり、買い材料視されたと見られます

◎株価は7月11日の上場来高値6,679円から8月5日安値4,046円まで下落、この日は一時5,244円まで上昇しました

 

 

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