三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>
◎2024/9/20(金)終値1,482円+39円
◎米国の利下げペース鈍化見通しと日銀の金利据え置きで全面高となったことから、前日比+2.7%の大幅高となりました
◎米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の大幅利下げが実施され、今後の利下げペースは緩やかになると見られることから米国債利回りは上昇傾向で、銀行株は運用収益の悪化に歯止めがかかると見られ反発しています
◎また、前日の米国株市場がエヌビディア<NVDA>など主力大型株含め全面高となった流れを日本株も引き継ぎました
◎午後には、日銀金融政策決定会合で政策金利が現状維持の0.25%程度となり、金利上昇で恩恵のある銀行株に本来はプラスとはならないにもかかわらず、リスクオンの状態がキープされたことから一段高となりました
◎これは銀行株にとって利上げによる収益面のプラス効果よりも、円高や株安などのマイナス効果の方が大きいと投資家に見られていたことが考えられそうです
◎この日15時半からの植田和男総裁の記者会見で、今後の利上げ見通し等について何が語られるかが注目されます
◎株価は7月5日高値1,849.5円から8月5日安値1,200円まで下落、その後9月3日高値1,599円まで戻し9月17日安値1,391.5円まで売られていましたが、この日は一時1,503円まで上昇しました
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