今晩はもみ合いか。昨日はソフトランディング期待や利下げ期待を背景に先週までの堅調が続きダウ平均が65.44ドル高(+0.16%)の41240.52ドルと2日続伸し、1カ月ぶりに史上最高値を更新した一方、水曜日引け後のエヌビディアの決算発表を控えて半導体株が下落し、S&P500が0.32%安、ナスダック総合も0.85%安とともに反落した。セクター別ではITや一般消費財などハイテク株が下落し、エネルギー、生活必需品、公益、素材など景気敏感株やディフェンシブ株が上昇した。
今晩の取引ではソフトランディング期待や利下げ期待が引き続き下値の支援となることが期待されるものの、翌日引け後のエヌビディアの決算発表や週末金曜日の7月個人消費支出 (PCE)価格指数の発表を控えた様子見姿勢が強まることも予想され、方向感の無い展開となりそうだ。
今晩の米経済指標・イベントは6月ケース・シラー20住宅価格指数、8月消費者信頼感指数など(執筆:8月27日、14:00)
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