今晩は高値もみ合いか。昨日は9月消費者信頼感指数が大きく悪化したことで朝方は軟調に推移したが、CEOの自社株売却がいったん終了したことを好感してエヌビディアが大幅高となったことや、中国の金融緩和策を好感したキャタピラーなどの景気敏感株が上昇したことで主要3指数がそろって上昇した。ダウ平均は83.57ドル高(+0.20%)と4日続伸し、S&P500も0.25%高と2日続伸。ともに取引時間中と終値の最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合も0.56%高と2日続伸し、史上最高値まで3.20%に迫った。
今晩は高値もみ合いか。ダウ平均とS&P500の最高値更新が続いており、高値警戒感が意識されるほか、週末金曜日には米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注目する8月個人消費支出(PCE)価格指数が発表されることで、重要指標を控えた様子見姿勢も強まりそうだ。昨日は9月消費者信頼感指数の下振れが重しとなる場面もあったが、今晩も8月新築住宅販売件数などが発表予定で、足もとの景気動向を巡り、経済指標にも要注目か。
今晩の経済指標・イベントは8月新築住宅販売件数のほか、MBA住宅ローン申請指数、8月建設許可件数改定値、EIA週間原油在庫など。企業決算は寄り前にシンタス、引け後にマイクロン・テクノロジーが発表予定。(執筆:9月25日、14:00)
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