💡この記事のポイント
✅分散投資は「値動きの違うものを組み合わせて、ブレを小さくする」考え方
✅「資産」「地域」「時間」の3つに分けると、初心者でも整理しやすい
✅バランスファンドは“1本で分散”ができ、最初の土台にしやすい選択肢
🔎登場する主な銘柄
✅リスク抑制世界8資産バランスファンド 愛称:しあわせの一歩、eMAXIS Slim 新興国株式インデックス、小型ブルーチップオープン、SMT グローバル REIT インデックス・オープン、三菱UFJ 純金ファンド 愛称:ファインゴールド

✅分散投資は「値動きの違うものを組み合わせて、ブレを小さくする」考え方
✅「資産」「地域」「時間」の3つに分けると、初心者でも整理しやすい
✅バランスファンドは“1本で分散”ができ、最初の土台にしやすい選択肢
✅リスク抑制世界8資産バランスファンド 愛称:しあわせの一歩、eMAXIS Slim 新興国株式インデックス、小型ブルーチップオープン、SMT グローバル REIT インデックス・オープン、三菱UFJ 純金ファンド 愛称:ファインゴールド
なぜ「分散」が必要なの?投資におけるリスクとは?
分散投資の「3つの切り口」
分散を組み合わせる、5つの参考ファンド
初心者向け:分散ポートフォリオの作り方と見直しルール
「資産づくりステップアップ」第7回となる今回は、資産運用の要ともいえる「分散投資」の重要性と、リスクを抑えながら着実に資産を作っていくための考え方について、具体的なファンドを交えて解説します。
投資の世界で使われる「リスク」という言葉は、日常生活で使う「危険」という意味とは少し異なり、「価格の振れ幅(ボラティリティ)」のことを主に指します。
「卵を一つのカゴに盛るな」という投資の格言をご存知でしょうか?
もしカゴを落としてしまったら、中に入っている卵はすべて割れてしまいます。しかし、いくつかのカゴに分けて盛っておけば、一つのカゴを落としても他のカゴの卵は無事です。
資産運用も同じです。1つの銘柄や1つの国だけに投資していると、その企業の不祥事やその国の経済危機が起きたときに、資産が大きく減ってしまう可能性があります。複数の資産に分けて投資をすることで、特定の要因によるダメージをカバーし、資産全体の動きを安定させることが分散投資の最大の目的です。
また、分散投資を行うことで、ご自身のリスク許容度や期待するリターンなどの投資方針に応じた資産運用に整えることもできます。
では具体的にどう分ければよいのか、主な3つの方法を見ていきましょう。
値動きの性質が異なる資産を組み合わせます。「株」は景気が良いときに上がりやすいですが、「債券」は比較的安定した動きをする傾向があります。また、インフレに強い「金(ゴールド)」や「不動産(REIT)」などを組み合わせることで、さらに守りを固めることができます。
日本だけでなく、米国、欧州、新興国など、投資対象の国を分けることです。特定の国の政治不安や景気後退が起きても、他の地域でカバーできる可能性があります。
一度に全額を投資するのではなく、時期をずらしてタイミングを分散して投資していく手法です。「高値掴み」を避け平均的な価格での購入を目指します。これは「ドル・コスト平均法」とも呼ばれ、価格が高いときには少なく、安いときには多く買うことになるため、平均購入単価を抑える効果が期待できます。
ここでは「ポートフォリオ(資産の組み合わせ)」を作るときに使いやすい、5つの投資信託を取り上げます。ポイントは、役割を分けて考えることです。
「これ1本で完璧」を目指すより、「土台」「上乗せ」「守り」のように役割を決めるほうが、判断がラクになります。
「自分で組み合わせを考えるのは難しい」という方にぴったりなのが、バランスファンドです。
このファンドは日本を含む世界各国の株式、債券、リート(不動産投資信託)など、合計8つの資産に投資します。
このファンドの最大の特徴は、市場の変動を予測して資産配分を柔軟に変更する「リスク抑制型」である点です。大きな暴落が予想される局面では、リスクの低い資産の比率を高めるなど、安定性を重視した運用を目指しています。
分散投資の「地域」を広げる際、選択肢に入れたいのが新興国です。
このファンドは、中国、インド、ブラジル、台湾といった成長期待の高い新興国の株式に投資する指数に連動を目指します。
先進国(米国や日本)の株式とは異なる値動きをすることがあるため、ポートフォリオに加えることで、長期的な成長を期待する役割が担えます。
「地域の分散」として日本株を持つ際、多くの人は大型株(トヨタ自動車<7203>など)をイメージするかもしれません。しかし、このファンドはあえて「中小型株」に注目しています。
時価総額は小さくても、独自の技術や高いシェアを持つ「キラリと光る企業」をプロが選別して投資します。大型株主体のインデックス投資だけでは拾いきれない大きな成長期待を取り込むことで、資産全体のバランスを整えることができます。
株式や債券とは異なる値動きを期待できるのが「リート(REIT)」、つまり不動産への投資です。
このファンドは、日本を除く世界各国の不動産投資信託証券市場の動きに連動することを目指します。
実際にビルやマンションのオーナーになるのは大変ですが、このファンドを通じて間接的に世界中のオフィスビルや商業施設に投資できるため、資産の多様性を高めるのに非常に有効です。
金は「現物資産」であり、株式のように企業が倒産して価値がゼロになるようなことがありません。
世界情勢が不安定なときやインフレ(物価上昇)局面で価値が上がりやすい傾向があるため、資産の一部を金で持っておくことは、「守り」の分散といえます。
このファンドなら、実際に金地金を購入・保管する手間なく、100円から手軽に金への投資をはじめることができます。
ここからは、実際に「どう組み合わせるか」を決めるためのコツです。難しく考えすぎず、次の2ステップで進めるのがおすすめです。
初心者の方は、まず“土台”をバランスファンドで作るとシンプルです。
たとえば、リスク抑制世界8資産バランスファンドのように、複数資産に分かれている商品を中心にしておくと、分散の基本形が作りやすくなります。
上乗せする場合は、目的を一言で表現できるようにしておくと迷いにくいです。
・地域分散を足す:eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
・日本株の成長領域を足す:小型ブルーチップオープン
・値動きの違う資産を足す:SMT グローバル REIT インデックス・オープン
・守りのパーツを足す:三菱UFJ 純金ファンド
ポートフォリオは、値動きで比率が変わります。たとえば株式が上がると、いつの間にか株式の比率が大きくなり、当初の想定よりリスクが上がっていることがあります。
そこで、年1回などタイミングを決めて比率を確認し、必要なら調整(リバランス)する考え方が役立ちます。
記事作成日:2026年1月13日
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