💡この記事のポイント
✅ハイテク株の株価が回復傾向
✅史上最高値を更新する銘柄もあれば出遅れている銘柄も
✅注目のハイテク株6選をご紹介
🔎登場する主な銘柄
✅IBM、パランティア、ブロードコム、アクセンチュア、アドビ、モンゴDB
✅ハイテク株の株価が回復傾向
✅史上最高値を更新する銘柄もあれば出遅れている銘柄も
✅注目のハイテク株6選をご紹介
✅IBM、パランティア、ブロードコム、アクセンチュア、アドビ、モンゴDB
株価のV字回復や上場来高値を更新する銘柄も
インターナショナル・ビジネス・マシーンズ<IBM>
パランティア・テクノロジーズ<PLTR>
ブロードコム<AVGO>
アクセンチュア<ACN>
アドビ<ADBE>
モンゴDB<MDB>
近年、ハイテク株と言えば、AI(人工知能)関連ばかりが注目されています。しかし、本来のハイ・テクノロジー(ハイテク)とは、AIのみを示すものではなく、先端分野のテクノロジーを指し、その分野は多岐に渡ります。
一時は大きく売られる場面もあったハイテク株ですが、このところ株価がV字回復している銘柄や、中には史上最高値を更新する銘柄も見られます。そこで、今回はあらためてハイテク株中心に前半3銘柄は好調な銘柄、後半3銘柄はやや出遅れている銘柄をご紹介します。
テクノロジー・コンサルティング、クラウドサービス、アウトソーシングなどのコンピューターサービスを展開。
同社はまさにハイテク株の代表的な銘柄です。5月には、ルーメン・テクノロジーズとAIソリューションを開発するための協業を発表。また、オラクル<ORCL>とは、エージェント型AIとハイブリッド・クラウドの推進に向けたパートナーシップの拡大を発表しています。
なお、4月に発表した2025年1-3月期決算は、前年同期比で増収減益でした。
4月7日年初来安値214.5ドルを割り込んだ株価ですが、そこからV字回復し、5月20日には上場来高値269.28ドルを更新しました。その後は一服となりましたが、2023年以降堅調な上昇が継続しています。
情報分析のためのソフトウェアプラットフォームを手がけています。
2025年1-3月期決算は、売上高が前年同期比39.3%増の8.8億ドル、営業利益は同2.2倍の1.7億ドルと好決算でした。
3月には米国のユニコーン企業(企業価値10億ドル以上の未上場企業)のデータブリックスと、安全で効率的なAIを提供するための戦略的製品パートナーシップを発表しています。
株価は年初から変動率の高い動きとなっていますが、4月7日安値66.12ドルから順調に上昇し、5月14日には上場来高値133.49ドルをつけています。
半導体デバイスとインフラストラクチャ・ソフトウェアの設計、開発、販売を手がけています。
2024年12月-2025年2月期決算は、AIカスタム半導体が好調で売上高が前年同期比24.7%増の149億ドル、営業利益は同3倍の62.6億ドルと好決算でした。
3月には、ドイツの自動車メーカーのアウディと提携し、「VMware Cloud Software」を活用した次世代のITベースのファクトリーオートメーション(FA)を提供すると発表しています。
1月24日年初来高値249.59ドルから、下値模索が続いた株価は4月7日年初来安値138.1ドルで底を打ち、5月21日高値236.5ドルまで回復しています。直近は230ドル前後でのもみ合いとなっていますが、年初来高値も昨年12月の上場来高値251.88ドルも、そう遠くはない水準です。
経営コンサルティングやテクノロジーサービスが主力。
2024年12月-2025年2月期決算は、売上高が前年同期比5.4%増の166億ドル、営業利益は同9.7%増の22.4億ドルと好調でした。
5月には、モバイルアプリなどのデジタルサービスの企画開発に強みを持つ日本のゆめみの買収に合意したと発表しています。この買収により、「アクセンチュアにはなかったスピード感および専門性を発揮し、顧客の全社変革を推進する」としています。
関税ショック前の3月20日に新規受注が弱含んでいることと米政府効率化省(DOGE)の歳出削減への懸念から急落し、4月7日年初来安値275.01ドルから、5月13日高値325.71ドルまで回復しました。
ただ、まだ3月20日の前の水準に戻したレベルで、2月5日年初来高値398.35ドルまでは大きな開きがあります。
クラウドベースのサブスクリプション型ソフトウェアの開発・サポートを手がけています。
2024年12月-2025年2月期決算は、売上高は前年同期比10.3%増の57.1億、営業利益は同2.4倍の21.6億ドルと大幅に増加しました。
3月には、マイクロソフト<MSFT>の「Microsoft 365 Copilot」を介して
AIエージェントを提供すると発表しています。また、4月にはAIを活用したアイデア出しやコンテンツの作成から納品物の制作までのすべてを1つのアプリでできる「Adobe Firefly」の最新バージョンを発表し、株価の上昇に拍車がかかりました。
株価は4月7日年初来安値332.01ドルを底値に順調に値を伸ばしており、5月21日には高値422.95ドルまで上昇しました。なお、年初来高値は2月13日につけた465.7ドルで、ようやく半値戻しを上回ったところです
汎用データベースのプラットフォームなどを手がけています。
2025年1月期前期決算は、売上高が前々期比19.2%増の20億ドル、営業損益は2.1億ドルの営業赤字でした。前々期も2.3億ドルの営業赤字だったため、赤字継続となっています。ただ、株価はすでにそれを織り込んでいる可能性があります。
2月には、次世代AIアプリケーションを支えるVoyage AIを買収するなどM&A(合併・買収)にも積極的です。
株価は4月7日年初来安値140.78ドルから緩やかな戻り歩調をたどり、5月14日高値198.58ドルまで戻っています。なお、年初来高値は、2月18日につけた298.92ドルで、いまだ半値戻しも達成せず出遅れています。
記事作成日:2025年5月23日
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