次世代原発、重要鉱物、蓄電池!対米投融資第2弾検討で物色期待銘柄13選

💡この記事のポイント

✅対米投融資の第2弾検討が判明。次世代原発や銅精錬が浮上

✅日立、住友鉱、東レなど、エネルギー・資源関連に追い風

✅日米連携による中長期的な収益拡大が期待される日本株を紹介

🔎登場する主な銘柄

日立製作所住友電気工業IHI三井金属旭化成


目次

対米投融資の第2弾が早くも浮上

次世代原子炉関連

重要鉱物関連

蓄電池関連

次世代原発、重要鉱物、蓄電池!対米投融資第2弾検討で物色期待銘柄13選

対米投融資の第2弾が早くも浮上

2月18日に日本の対米投融資第1弾のプロジェクトが明らかになり、市場では対象となるガス火力発電、原油輸出インフラ、人工ダイヤモンド関連の日本株が物色されました。これに続き、早くも第2弾プロジェクトの選定作業が行われていると報じられました。


主な検討分野は、次世代原子炉(小型軽水炉など)の建設、安定確保が課題となっている銅など重要鉱物の精錬、そしてEV(電気自動車)やデータセンターのバックアップ電源に欠かせない蓄電池材料の生産施設が候補と報道されています。


これらは電力需要の増加や安全保障面などから米国で需要が高まっており、日本の高い技術力で貢献が期待できる分野です。日米がしっかり手を組むことで、関連する日本企業には大きなビジネスチャンスとなる可能性があります。


第2弾プロジェクトの内容は正式には決まっていないものの、報道ベースで物色が向かいそうな関連銘柄をご紹介します。


次世代原子炉関連

日立製作所<6501>

子会社の日立GEベルノバニュークリアエナジーが次世代原発「小型軽水炉」を開発しており、第2弾プロジェクトの報道でも名前が挙がりました。AI(人工知能)データセンターの拡大などで安定電源への関心が高まる中、受注獲得への期待から注目されています。


日本製鋼所<5631>

原子炉圧力容器に用いられる大型鍛鋼部材を手がけ、高品質な部材供給を行っています。次世代原子炉の建設が具体化すれば、同社の鋳鍛鋼技術が注目されやすく、関連需要の拡大が追い風となる可能性があります。


住友電気工業<5802>

電線・ケーブルで国内首位の実績があります。第1弾のガス火力発電、第2弾の次世代原子炉、いずれにおいても発電した電力を運ぶための送電網の整備が不可欠であるため、実需の増加が想像しやすい銘柄として注目されています。ソフトバンクグループ<9984>が主導する約20社の企業連合への参画も報じられています。


IHI<7013>

原子炉圧力容器や格納容器などの大型構造物で主要なサプライヤーです。火力発電向けにもガスタービン等の発電設備を展開しており、原子力・火力の両面で恩恵を受けやすいポジションにあります。


三菱重工業<7011>

日本を代表する総合重工メーカーで、次世代型「革新軽水炉」の開発を進めています。ガスタービンも主力製品のため、第1弾プロジェクトへの思惑に加え、第2弾で次世代原子炉案件が本格化すれば、注目度がさらに高まりそうです。


三菱電機<6503>

原子力発電の計測制御システムや電気設備において高度な技術を有しています。原子炉の建設に伴い、これらを安全に運用するためのデジタル・電気インフラの需要がセットで発生するため、システム供給側としてのチャンスが意識されやすい銘柄です。


重要鉱物関連

JX金属<5016>

銅精錬および先端材料の世界大手です。報道では銅の精錬が案件候補として浮上しており、EVやAI向けに安定供給が求められる銅のサプライチェーン構築への貢献が期待されます。また、豪州のレアアース鉱床のプロジェクトに5%出資しており、レアアース関連としての側面もあります。


三井金属<5706>

銅の精錬に加え、データセンターなどで使われる先端材料「極薄銅箔」の主要メーカーです。重要鉱物の確保から加工まで一貫した強みを持っており、2月13日にはレアアースの精製を視野に入れた研究開発拠点を福岡に新設することも発表しました。


住友金属鉱山<5713>

「資源(鉱山開発)」「精錬」「材料」の3事業を展開しています。特に銅やニッケルは蓄電池や電力網の強化に不可欠です。重要鉱物の安定調達がテーマとなる中、世界的なネットワークを持つ同社への注目度が高まる可能性があります。


蓄電池関連

旭化成<3407>

電池用セパレータの有力メーカーです。米国市場での電池サプライチェーン構築は同社の注力分野でもあり、政策的な後押しが直接的な収益拡大につながる可能性があります。


レゾナック・ホールディングス<4004>

電池のマイナス極に使われる「負極材」などで高い技術力を有しており、次世代電池の研究開発にも積極的です。米国で電池材料の生産投資が進めば、関連材料の需要増が意識されやすい銘柄です。


三菱ケミカルグループ<4188>

リチウムイオン電池向けの「電解液」を展開しています。米国では製造拠点の譲渡とパートナー連携による事業展開を進める方針で、北米の電池材料投資が進む局面では、供給体制や提携の進展が注目点となります。


住友化学<4005>

電池セパレータのほか、次世代の電池部材開発にも注力しています。今回の報道で蓄電池材料への関心が高まれば、電池材料の有力プレーヤーとして注目される可能性があります。



記事作成日:2026年2月20日