💡この記事のポイント
✅世界シェアNo.1企業は高い収益性と価格決定力を持ち安定性もある
✅大きな成長トレンドに乗っている電子部品のシェアトップ企業をご紹介
🔎登場する主な銘柄
✅ソニーグループ、ニデック、TDK、村田製作所
✅世界シェアNo.1企業は高い収益性と価格決定力を持ち安定性もある
✅大きな成長トレンドに乗っている電子部品のシェアトップ企業をご紹介
✅ソニーグループ、ニデック、TDK、村田製作所
世界シェアNo.1企業の魅力
信越化学工業 <4063>
ソニーグループ<6758>
ニデック<6594>
TDK <6762>
キーエンス <6861>
村田製作所<6981>
HOYA <7741>
その他の関連銘柄
電子部品は、AI(人工知能)、EV(電気自動車)、データセンターといった、これからの世界が向かう大きな成長トレンドに不可欠な部品であり、長期的な成長が期待できそうです。その中で、世界シェアNo.1企業には大きな魅力があります。
世界シェアNo.1企業は、市場での支配力により価格競争に巻き込まれにくく、高い利益率を維持しやすいというメリットがあります。顧客企業も品質や安定供給を最優先するため、強い価格決定力を持っています。
長年の研究開発で培われた特許技術や製造ノウハウにより、他社の追随を許さず、品質と安定供給の実績が、巨大メーカーからの信頼となり、見えない参入障壁となります。
また、最先端の製品を大量生産するための巨額な設備投資が、新規参入を物理的に困難にしています。
日本には電子部品で高い競争力を持ち、世界シェアNo.1の企業が複数存在します。そこで今回は、電子部品で世界シェア1位またはトップクラスの製品を持つ日本株をご紹介します。
半導体チップの元になる基板「シリコンウエハー」で世界シェア1位です。半導体の性能を左右する高い純度と平坦性が求められる製品であり、長年培われた製造技術と品質管理能力が強みです。
株価は2024年3月上場来高値6,926円から今年4月7日年初来安値3,425円へ下落。直近は4,600円前後で推移しています。
スマートフォンのカメラに不可欠な「CMOSイメージセンサー」で世界シェア約50%を誇ります。長年のカメラ開発で培った技術力により、画質や処理速度で他社を圧倒しています。ゲームやエンタメ関連株としても注目されています。
株価は2024年8月安値2,210円から今年5月29日上場来高値4,035円へ上昇。直近は3,600円前後で推移しています。
「世界No.1の総合モーターメーカー」であり、特にHDD用スピンドルモーター(世界シェア80%以上)やブラシレスDCモーターで圧倒的なシェアを誇ります。
株価は4月9日年初来安値1,862.5円から6月17日高値2,953.5円へ上昇。直近は2,700円前後で推移しています。
データセンター向けに需要が増えているHDD(ハードディスクドライブ)のデータ読み書きに不可欠な「磁気ヘッド」で世界トップクラスのシェアを持ちます。ナノメートル単位の精密技術と磁性材料に関する知見が競争力の源泉です。
株価は2024年7月上場来高値2,241円から今年4月7日年初来安値1,165円へ下落。直近は1,650円前後で推移しています。
工場の生産ラインを自動化する「ファクトリー・オートメーション(FA)」に不可欠な各種センサーや測定器で非常に高いシェアと収益性を誇ります。顧客課題を直接聞き出す営業体制と、画期的な開発力が強みです。
株価は2024年7月上場来高値77,400円から今年4月7日年初来安値49,780円へ下落。直近は55,000円前後で推移しています。
積層セラミックコンデンサ (MLCC)で世界シェア約40%を誇ります。スマートフォンや自動車など、あらゆる電子機器に不可欠な「電子産業のコメ」と呼ばれる部品で、小型大容量、高信頼性、高品質を実現する技術力と供給力が強みです。
株価は2024年7月上場来高値3,816円から今年5月1日年初来安値1,825.5円へ下落。直近は2,150円前後で推移しています。
半導体製造に極めて重要な「マスクブランクス」で世界トップシェアを握っています。ナノメートル単位の欠陥も許されない、極めて平滑で高純度なガラス基板を製造できる高度な技術力が、独占的な地位を支えています。
株価は1月23日年初来高値21,800円から4月9日年初来安値14,345円へ下落。直近は18,400円台まで上昇しています。
日立製作所
三菱電機
パナソニックホールディングス
ファナック
オムロン
太陽誘電
デンソー
記事作成日:2025年7月18日
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