💡この記事のポイント
✅AIに必要不可欠な存在のデータセンターでは大量の電力を消費
✅AIの活用が進むほど電力需要が増加
✅電力関連の日米株3銘柄をご紹介
🔎登場する銘柄
✅コンステレーション・エナジー、アンフェノール、明電舎
✅AIに必要不可欠な存在のデータセンターでは大量の電力を消費
✅AIの活用が進むほど電力需要が増加
✅電力関連の日米株3銘柄をご紹介
✅コンステレーション・エナジー、アンフェノール、明電舎
AI普及で高まる電力需要、注目企業は?
コンステレーション・エナジー<CEG>
アンフェノール<APH>
明電舎<6508>
ビジネスの場でも日常生活でも、生成AI(人工知能)の活用がここ数年一気に進んでいます。
AIは大量のデータを計算したり、学習したりするために大規模なデータセンターが必要不可欠な存在となっています。データセンターでは大量の電力が消費されるため、AIの活用が進むほど電力需要が増加していくことが予測されています。
そこで今回は、AIの普及とともに需要の増大が予測されている電力関連の日米株3銘柄をご紹介します。
原子力、水力、風力、太陽光など米国有数のクリーンエネルギー企業。カナダと英国でも事業を展開。
トランプ大統領は、原子力エネルギーに関連する4つの大統領令に署名しました。原発新設の審査期間を早める他、国有地での原発建設を許可するなど、輸入に依存している核燃料の内製化を目指すようです。
AI向けの電力確保に動いているメタ・プラットフォームズ<META>が、コンステレーション・エナジーの原子力発電所から今後20年にわたり電力購入する契約を結んだことを発表しています。長期にわたるAI需要を見越した電力確保として注目を集めました。
2025年1-3月期の業績は増収営業減益でした。一株当たり利益は市場予想にわずかながら届きませんでしたが、売上高が市場予想を大幅に上回ったことが好感されたようです。
株価は長期的に堅調で今年1月23日上場来高値352ドルまで上昇。その後4月7日年初来安値161.35ドルまで下落後は反転し、6月3日高値342ドルまで戻しました。直近は300ドル前後で一服となっていますが、6月や1月の高値を抜く展開も考えられそうです。
電気配線や光ファイバー、同軸ケーブルなどのコネクタやケーブルなどを展開する世界的メーカー。
AIデータセンターに加えて、宇宙航空、防衛、自動車等幅広い業界に製品を提供しています。製品への需要拡大が続いていることから、2025年1-3月期の業績は増収増益と好調でした。
競合する事業の買収を積極的に行うことで、同社の製品ラインアップや顧客基盤の拡大につながっているようです。
株価は長期上昇傾向で今年6月12日上場来高値94.83ドルまで上昇。大台の100ドルが意識されるところですが、株価のスピード調整とAIデータセンターのニュース、そして業績で左右されそうです。
住友系の老舗重電。電力インフラ、社会システム、産業電子事業などを展開。
2025年3月期前期の売上高は3,011億円(前同期比4.6%増)、営業利益は215億円(同69%増)と過去最高益となりました。2026年3月期今期は全体では減収減益の見通しとなりましたが、電力インフラ事業は売上高予想1,056億円(前期比22.2%増)、営業利益予想86億円(同8.9%増)と増収増益の見通しです。
2028年3月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画では、国内外で電力や電子分野で変電設備などの増産に向けて計260億円以上を投じるほか、生産性向上のためのシステム投資などが評価されているようで、アナリストが目標株価を引き上げました。
株価は2024年8月安値2,612円から今年2月27日高値4,970円まで上昇。その後4月7日年初来安値3,090円まで下落後は上昇に転じ、6月10日年初来高値5,040円まで上昇し堅調に推移しています。
記事作成日:2025年6月17日
ファイナンシャルプランナー
横山利香
短大卒業後、金融専門出版社やビジネス書出版社で雑誌の記者、書籍の編集者を経て、ファイナンシャルプランナー、国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)として独立。株式や不動産、外貨、投資信託など、資産運用をテーマとした執筆や講演活動、投資塾などを行う。株式や不動産への投資を中心に、為替などさまざまな金融商品への投資を行う。大学生の子どもがいる。
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