【株価が動いた理由】NYダウ +2.66%~米財務長官の発言で米中貿易摩擦の緩和が期待され大幅反発

【株価が動いた理由】NYダウ +2.66%~米財務長官の発言で米中貿易摩擦の緩和が期待され大幅反発

NYダウ

💡株価が動いたポイント

✅2025/4/22(火)終値39,186.98ドル+1,016.57ドル

✅始値38,516.23ドル、高値39,272.03ドル、安値38,516.23ドル

✅年初来高値45,054.36ドル、年初来安値36,611.78ドル

✅米中貿易摩擦の緩和が期待され、前日比+2.66%の大幅高となりました


 

◎米財務長官が「中国との関税競争は長くは持続せず、改善に向かう」と述べたことが好感され、一時+1101.62ドル高まで反発しました

◎米財務長官は、中国の切り離しが目的ではなく、今後数ヶ月で米中の緊張が緩和される可能性があると発言。ただ近い将来に着手するが合意には時間がかかると述べました

◎これにより4日続落からの反発となり、NYダウ採用銘柄すべて上昇しました。S&P500は491銘柄が上昇し+2.51%、ナスダック総合指数は+2.7%となりました

◎好決算を発表したスリーエム<MMM>+8.12%、トラベラーズ・カンパニーズ<TRV>+4.69%、アメックス<AXP>+4.08%、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>+3.71%、ビザ<V>+3.53%、アマゾン・ドット・コム<AMZN>3.5%、アップル<AAPL>+3.4%、マクドナルド<MCD>+3.35%、セールスフォース<CRM>+3.01%などの上昇が目立ちました

◎一方で、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>+0.43%、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>+0.52%、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>+0.6%などのディフェンシブ株の上昇率は少なめでした

◎その他主要銘柄は、ウォルマート<WMT>+2.64%、アルファベット<GOOGL>+2.57%、ディズニー<DIS>+2.48%、キャタピラー<CAT>+2.25%、マイクロソフト<MSFT>+2.14%、コカ・コーラ<KO>+1.55%などでした

◎また、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は+2.13%で主要株価指数よりも上昇率は低く、インテル<INTC>+3.55%、エヌビディア<NVDA>+2.04%、ブロードコム<AVGO>+2.02%、アプライド・マテリアルズ<AMAT>+2.02%、アナログ・デバイセズ<ADI>+2%、クアルコム<QCOM>+1.9%、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>+0.81%、テキサス・インスツルメンツ<TXN>+0.78%など半導体株の上昇率は少なめでした

◎これは24日のアルファベットからはじまるアマゾンやマイクロソフトなどハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)の決算発表が控えていることが、半導体株の上値を重くしているようです

 

【関連記事】
配当・決算情報のお知らせ(25年4月24日〜5月7日)
アナリストの目標株価を40%超下回る割安な米国株13選【2025年4月】
株主優待8銘柄【2025年4~6月】
資産防衛に活かす「金(ゴールド)」関連4選
相互関税ショックでも上昇した米国株40銘柄
不透明相場で出番がくる「ディフェンシブ株一覧」日米6選+107銘柄

金融商品取引法に基づく表示事項

●本資料をお客様にご提供する金融商品取引業者名等
商号等:PayPay証券株式会社 https://www.paypay-sec.co.jp
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 2883号
加入協会:日本証券業協会
指定紛争解決機関:特定非営利活動法人 証券・金融商品あっせん相談センター
●リスク・手数料相当額等について
証券取引は、株価(価格)の変動等、為替相場の変動等、または発行者等の信用状況の悪化や、その国の政治的・経済的・社会的な環境の変化のために元本損失が生じることがあります。
お取引にあたっては、「契約締結前交付書面」等を必ずご覧いただき、
「リスク・手数料相当額等(https://www.paypay-sec.co.jp/service/cost/cost.html)」について内容を十分ご理解のうえ、ご自身の判断と責任によりお取引ください。

免責事項等
●本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を目的とし、投資勧誘を目的としたものではありません。投資の最終決定はお客様ご自身の判断で行ってください。
●本資料は、信頼できると考えられる情報源に基づいて作成されたものですが、基にした情報や見解の正確性、完全性、適時性などを保証するものではありません。本資料に記載された内容は、資料作成日におけるものであり、予告なく変更する場合があります。
●本資料に基づき行った投資の結果、何らかの損害が発生した場合でも、理由の如何を問わず、PayPay証券株式会社は一切の責任を負いません。
●電子的または機械的な方法、目的の如何を問わず、無断で本資料の一部または全部の複製、転載、転送等は行わないでください。