アップル<AAPL>
💡株価が動いたポイント
✅ 2025/8/6(水)終値213.25ドル+10.33ドル
✅ 始値205.63ドル、高値215.38ドル、安値205.59ドル
✅年初来高値250ドル、年初来安値169.21ドル
✅米国への追加投資で追加関税が回避できると期待され、前日比+5.09%の急反発となりました
◎アップルは米国内での生産拡大のために、1,000億ドル(約14.7兆円)を追加投資すると発表し、2月に発表した5,000億ドルと合わせて、今後4年間で合計6,000億ドルを米国に投資することとなりました
◎トランプ大統領は、iPhoneの米国生産を求めており、米国生産を行わない企業には25%の関税を課すと表明していましたが、アップルとの共同会見でこの追加投資を賞賛しました
◎トランプ大統領は同時に、米国に輸入されるすべての半導体にほぼ100%の関税を課すことを発表し、「アップルのようなに、米国で製造している、もしくは製造を約束した企業には関税は発生しない」と述べたことが好感されました
◎アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、ガラス製の盾をトランプ大統領に贈呈し、「これはすべて米国製だ」と述べました
◎合わせて「まもなく、世界中で販売されるすべてのiPhoneとApple Watchにコーニング社のケンタッキー州産のカバーガラスが使用されるようになる」と述べ、全米50州で数千社のサプライヤーと共に45万人の雇用を支えていると説明し、今回の追加投資でさらに10社と新たな合意に達したと説明しました
◎クックCEOは初期トランプ政権時にも関税免除を獲得しており、「今回も勝利した」と称されているようです
◎これについてあるアナリストは、大手テクノロジー企業の多くはすでに米国投資の拡大を表明しており、関税免除が期待できるとし「関税免除が金で買える世界になった」と述べました
◎報道では、過去7ヶ月間で2兆ドルを超える新たな米国への投資が約束されているとのことです
◎株価は2024年12月上場来高値260.1ドルから今年4月8日年初来安値169.21ドルへ下落。その後はおよそ200~215ドル程度でのもみ合いが続いています
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