【株価が動いた理由】エヌビディア、ブロードコム、パランティア、コインベース、インテル、テスラ、モデルナ、クラウドストライク、ロス・ストアーズ、オクタ
目次

エヌビディア<NVDA>

ブロードコム<AVGO>

パランティア・テクノロジーズ<PLTR>

コインベース・グローバル<COIN>

インテル<INTC>

テスラ<TSLA>

モデルナ<MRNA>

クラウドストライク・ホールディングス<CRWD>

ロス・ストアーズ<ROST>

オクタ<OKTA>

【株価が動いた理由】エヌビディア、ブロードコム、パランティア、コインベース、インテル、テスラ、モデルナ、クラウドストライク、ロス・ストアーズ、オクタ

エヌビディア<NVDA>

◎2026/03/04(水)終値183.04ドル+2.99ドル

◎中東情勢への過度な警戒感が和らぎ、アナリストによる強気な需要見通しや新製品への期待から、前日比+1.66%高と反発しました

◎JPモルガンがリポートで、2027年のデータセンター向け需要の継続や、3月16日開幕の世界開発者会議「Nvidia GTC(GPU Technology Conference)」でのAI推論向け新製品発表の可能性に触れたことが好感されたようです

◎ジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)は会合で、オープンAIが年内に上場する可能性を背景に、従来の1,000億ドルの投資計画を修正し、直近の300億ドルの出資が最後になる可能性を示唆しました

◎顧客であるAI企業の株式公開が近づく中、多額の出資による支援から製品供給の拡大へと軸足を移す姿勢が示されたことも好感されたようです

◎また、2月の米サービス業景況感指数が市場予想を上回るなど、米経済の底堅さが確認されたこともハイテク株への買い戻しを後押ししたようです

◎これにより、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が+1.9%高となったほか、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>+5.82%、マイクロン・テクノロジー<MU>+5.55%、アマゾン・ドット・コム<AMZN>+3.87%なども上昇しました


ブロードコム<AVGO>

◎2026/03/04(水)終値317.53ドル+3.69ドル

◎この日の通常取引は+1.17%高で終えましたが、取引終了後に発表した決算を受けて、時間外取引で+5.26%高となりました

◎11-1月期の売上高193億1,100万ドルが市場予想192億5,620万ドルを上回り、一株当たり利益2.05ドルも市場予想2.03ドルを上回りました

◎AI向け売上高が84億ドルと前年同期比で倍増し、次期は107億ドルへさらに加速する見通しとのことです

◎2-4月期の売上高予想220億ドルも市場予想205億ドルを上回りました

◎カスタムAI半導体でエヌビディアへの依存を下げたいアルファベット<GOOGL>-0.14%傘下のグーグルやオープンAIからの受注が収益を牽引しているようです

◎また、収益の35%を占めるソフトウェア部門について、ホック・タンCEOが「AIによって破壊されるものではない」と強調しAI代替懸念を否定したことも好感されたようです

◎新たに100億ドルの自社株買い枠も設定しています


パランティア・テクノロジーズ<PLTR>

◎2026/03/04(水)終値153.19ドル+5.97ドル

◎軍事的価値の再評価やアナリストによる目標株価引き上げを背景に、前日比+4.05%高となりました

◎イラン紛争の激化により、同社の情報分析・標的設定システム「Maven」の実戦的な有用性が浮き彫りとなったようです

◎これを受けてあるアナリストは、同社が単なるAIモデルの活用企業にとどまらない国防の中核を担う存在であると評価し、目標株価を150ドルから200ドルへ引き上げました

◎また、トランプ政権がアンソロピックとの協力停止を命じたことも追い風になるとの見方もあり、パランティアはアンソロピックの「クロード」からの移行作業という課題は抱えるものの、アンソロピックが担っていた政府契約を代替・吸収する絶好の機会と捉えられているようです

◎2025年の米国政府向け収益が前年の12億ドルから19億ドルへと急拡大しており、地政学リスクの高まりが、同社にとってさらに追い風になるとの期待が強まったようです


コインベース・グローバル<COIN>

◎2026/03/04(水)終値208.93ドル+26.57ドル

◎ビットコインの急騰や暗号資産(仮想通貨)業界への規制緩和期待を背景に、前日比+14.57%高と急騰しました。

◎中東情勢の緊迫化を機に、ビットコインがデジタルゴールドとしての価値を再評価され、一時7万4,000ドル台まで上昇したことが好感されたようです

◎また、競合の暗号資産取引所クラーケンが米連邦準備制度理事会(FRB)の決済インフラに直接アクセスすることができるマスター口座を取得したことで、業界全体の決済インフラとしての地位が向上したとの見方も好感されたようです

◎さらに、トランプ大統領が、銀行側の反対により停滞していた規制枠組み「クラリティ法」の早期成立を強く求めたことも、背景のようです

◎これにより、ストラテジー<MSTR>+10.37%、ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>+8.07%なども買われました


インテル<INTC>

◎2026/03/04(水)終値45.58ドル+2.48ドル

◎サーバー向けプロセッサー需要の強気な見通しや、供給能力の拡大が好感され、前日比+5.75%高と急反発しました

◎デビッド・ジンスナー最高財務責任者(CFO)が会合で、サーバー需要が昨年後半から「大幅な増加」を続けており、今年もその勢いが持続する見通しを示したことが買いを誘ったようです

◎顧客が3~5年単位の長期供給契約を求め始めるなど、中長期的な収益の透明性が高まった点も評価されたようです

◎中東情勢を巡る過度な警戒感が薄れ、前日に売られたハイテク株全般に買い戻しが入ったことも追い風となったようです


テスラ<TSLA>

◎2026/03/04(水)終値405.94ドル+13.51ドル

◎投資判断の引き上げや、自動運転分野での圧倒的な優位性を評価するリポートが好感され、前日比+3.44%高となりました

バンク・オブ・アメリカ<BAC>のアナリストが投資判断を「買い」、目標株価を460ドルで調査を再開したことが好感されたようです
◎テスラを「乗用車の自動運転における現在のリーダー」と評し、カメラのみを使用する独自技術が大幅なコスト削減と高い収益性をもたらすと指摘したようです

◎ドライバー不要の「ロボタクシー」事業について、ウーバーなどの既存配車サービスに対して運営コスト面で大きな優位に立てるとの見方も示され、2026年上半期までに計9都市でのサービス展開が計画されている点も背景のようです

◎また、ヒト型ロボット「オプティマス」の価値を約320億ドルと推定。将来的に製造業の作業を代替する潜在能力が、長期的な成長エンジンとして改めて意識されたようです


モデルナ<MRNA>

◎2026/03/04(水)終値57.8ドル+7.97ドル

◎特許侵害訴訟の和解合意を受け、壊滅的な損害賠償リスクが排除されたことが好感され、前日比+15.99%高と急騰し昨年来高値を更新しました

◎アービュタス・バイオファーマなどとの訴訟解決のため9億5,000万ドルの支払いで合意。敗訴した場合に懸念されていた最大79億ドルの賠償リスクが消滅し「最悪の事態は回避された」と好感されたようです

◎控訴に敗れた場合でも追加支払いは最大13億ドルに限定され、管理可能な範囲内に収まったと見られたようです


クラウドストライク・ホールディングス<CRWD>

◎2026/03/04(水)終値407.68ドル+16.26ドル

◎決算が好感され、前日比+4.15%高となりました

◎11-1月期の売上高13億537万ドルが市場予想12億9,731万ドルを上回り、一株当たり利益1.12ドルも市場予想1.10ドルを上回りました

◎2027年1月期今期の売上高予想58億7,000万~59億3,000万ドルも市場予想58億6,000万ドルを上回りました

◎また、イラン紛争の激化に伴うデジタル戦争の脅威の高まりから、セキュリティ関連株が買われたことも背景のようです

◎これにより、クラウドフレア<NET>+3.9%、フォーティネット<FTNT>+2.08%、パロアルトネットワークス<PANW>+1.58%、ゼットスケーラー<ZS>+0.99%なども買われました


ロス・ストアーズ<ROST>

◎2026/03/04(水)終値213.52ドル+15.88ドル

◎11-1月期決算が好感され、前日比+8.03%高と急騰しました。

◎11-1月期の売上高66億3,549万ドルが市場予想64億1,497万ドルを上回り、一株当たり利益2ドルも市場予想1.9ドルを上回りました

◎既存店売上高が前年同期比9%増と好調だったほか、春のシーズンも非常に好調なスタートを切ったとのことです

◎2-4月期の既存店売上高予想7~8%増、一株当たり利益予想1.60~1.67ドルも共に市場予想を上回りました

◎地政学リスクの増大や関税の影響による不透明感が強まるなか、同社の低価格戦略が消費者の「割引への逃避」を捉え続けているようです

◎また、年末商戦での品揃え強化や新たなマーケティングも集客に寄与しており、他社が店舗閉鎖に追い込まれるなど苦戦するなかで着実に市場シェアを拡大している点も評価されたようです。


オクタ<OKTA>

◎2026/03/04(水)終値71.74ドル-0.78ドル

◎この日の通常取引は-1.07%安で終えましたが、取引終了後に発表した決算を受けて、時間外取引で+1.81%高となりました

◎11-1月期の売上高7億6,100万ドルが市場予想7億4,952万ドルを上回り、一株当たり利益0.90ドルも市場予想0.85ドルを上回りました

◎自律的に機能するAIエージェントの普及に伴い、それらのID管理やアクセス制御を行うセキュリティ需要が拡大しているとのことです

◎2027年1月期今期の売上高予想31億7,000万~31億9,000万ドルも市場予想31億7,000万ドルを上回り、一株当たり利益予想3.74~3.82ドルも市場予想3.66ドルを上回りました

◎CEOはAIエージェントへの関心の高まりが成約増に直結していると強調したほか、10億ドルの自社株買い枠を設定し、株価は過小評価されているとして積極的に買い戻しを継続する姿勢を示したことも好感されたようです

 

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