アマゾン・ドット・コム<AMZN>
◎2026/03/27(金)終値199.34ドル-8.2ドル
◎中東情勢の緊迫化に伴う原油高や長期金利の上昇が嫌気され、前日比-3.95%安となりました
◎イランの核関連施設への攻撃報道を受け、WTI原油先物が一時1バレル=100ドル台に乗せるなどインフレ懸念が再燃したことが重荷となったようです
◎また、米長期金利が一時4.48%と約8ヶ月ぶりの高水準を付けたことで、高成長株である同社には割高感からの売りが出やすかったようです
◎ミシガン大学消費者態度指数の下方修正やVIX指数の急上昇など、景気後退への警戒感が強まったことも背景のようです
◎これにより、メタ・プラットフォームズ<META>-3.98%、セールスフォース<CRM>-3.4%、テスラ<TSLA>-2.76%、マイクロソフト<MSFT>-2.51%、エヌビディア<NVDA>-2.17%なども売られました
オクタ<OKTA>
◎2026/03/27(金)終値73.23ドル-6.15ドル
◎アンソロピックの新技術発表に伴うサイバーセキュリティ事業の形骸化懸念で、前日比-7.74%安となりました
◎AIスタートアップのアンソロピックが、サイバーセキュリティ特化の新モデル「Claude Mythos(クロード・ミトス)」や、PCを自律操作する機能を発表しました
◎AIによる脅威検知の自動化により、オクタの既存プラットフォームでの優位性が失われ、価格決定力が低下するとの懸念が広がったようです
◎これにより、パロアルトネットワークス<PANW>-5.97%、クラウドストライク・ホールディングス<CRWD>-5.86%なども売られました
エクソン・モービル<XOM>
◎2026/03/27(金)終値170.99ドル+5.56ドル
◎中東での軍事衝突激化に伴う原油価格の急騰を受け、前日比+3.36%高と大幅続伸し上場来高値を更新しました
◎米国とイスラエルがイランの核関連施設などを攻撃したと伝わり、これに対しイラン側も報復を示唆したことで、紛争の長期化と深刻化への懸念が一段と強まったようです
◎これによりWTI原油先物が一時1バレル=100ドル台を突破するなど、供給リスクが強く意識されました
◎エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡が事実上の封鎖状態にあるとの報道や、米国による中東への地上部隊派遣検討のニュースも、原油相場の先高観を強める要因となったようです
◎これにより、バレロ・エナジー<VLO>+2.49%、フィリップス66<PSX>+2.32%、シェブロン<CVX>+1.61%、オキシデンタル・ペトロリアム<OXY>+1.49%、マラソン・ペトロリアム<MPC>+1.44%、EOGリソーシーズ<EOG>+1.4%、コノコフィリップス<COP>+0.41%なども買われました
メタ・プラットフォームズ<META>
◎2026/03/27(金)終値525.72ドル-21.82ドル
◎SNSアプリの中毒性設計を巡る訴訟での敗訴が引き続き嫌気され、前日比-3.98%安と続落しました
◎ロサンゼルスの陪審団が、インスタグラムやユーチューブの設計に過失があったとして計600万ドルの賠償を命じた判決を受け、法規制や巨額賠償への懸念が一段と強まったようです
◎今回の判決は全米で係争中の数千件規模の訴訟の先駆けであり、市場ではビッグ・タバコ・モーメント(重大な転換点)に直面しているとの見方が広がっているようです
◎マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)による証言も功を奏さず、レピュテーションリスクも重荷となったようです
◎これにより、同様に敗訴したアルファベット<GOOGL>-2.34%や、規制リスクの高いスナップ<SNAP>-1.99%なども売られました
ユニティ・ソフトウェア<U>
◎2026/03/27(金)終値19.45ドル+2.32ドル
◎不採算事業の整理と収益見通しの上方修正が好感され、前日比+13.54%高と急反騰しました
◎2026年1-3月期の売上高見通しを5億500万-5億800万ドル(市場予想4億8,890万ドル)へ引き上げたことが買い材料視されたようです
◎自社のVector AI広告プラットフォームが四半期ベースで15%成長を見込むなど、AIを活用した収益化ツールの好調が業績を牽引しているようです
◎広告ネットワークironSourceの終了や、ゲームパブリッシング事業Supersonicの売却開始を発表し、低成長な事業を切り離し、収益性の高い中核事業へリソースを集中させる戦略的な転換も、投資家からの評価につながったようです
カーニバル<CCL>
◎2026/03/27(金)終値24.19ドル-1.09ドル
◎2026年11月期今期の利益見通しを引き下げたことが嫌気され、前日比-4.31%安となりました
◎中東情勢の緊迫化に伴う燃料費の高騰が収益を圧迫するとの懸念が強まったようです
◎今期の一株当たり利益予想を、従来の2.48ドルから2.21ドル(市場予想2.35ドル)へ下方修正しました。地政学リスクによる原油高の影響で、以前の予測に比べ約5億ドルの追加費用が発生する見込みのようです
◎なお、25億ドルの自社株買い枠を新たに設定したことも発表されましたが、燃料価格の不透明感やミシガン大学消費者態度指数の悪化に伴う消費減速懸念が株価の重荷となったようです
◎これにより、ロイヤル・カリビアン・クルーズ<RCL>-4.45%なども売られました
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