NYダウ
◎2026/03/31(火)終値46,341.51ドル+1,125.37ドル
◎米国とイランの軍事衝突が終結に向かうとの観測から幅広い銘柄に買いが入り、前日比+2.48%の大幅続伸となりました
◎トランプ大統領が軍事作戦を終える用意があると報じられたほか、イラン大統領も条件付きで戦闘を終わらせる意思を示したことが好感されたようです
◎2月10日の過去最高値から-10.8%下落し調整していたことで値ごろ感が意識され、キャタピラー<CAT>+6.14%、ボーイング<BA>+5.19%、エヌビディア<NVDA>+5.58%、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>+3.36%などが大きく買われました
◎ハイテク株や金融株が指数を牽引し、アマゾン・ドット・コム<AMZN>+3.64%、マイクロソフト<MSFT>+3.12%、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>+4.75%、JPモルガン・チェース<JPM>+3.66%の上昇も目立ちました
◎一方で、原油高の一服によりシェブロン<CVX>-1.8%が売られ、コカ・コーラ<KO>-0.28%、プロクター・アンド・ギャンブル<PG>-0.19%、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>-0.19%などのディフェンシブ株も売られました
◎月間では-2,636.41ドル安と2022年9月以来の大きな下げ幅となりましたが、停戦期待により最悪期を脱したとの見方が広がっているようです
マーベル・テクノロジー<MRVL>
◎2026/03/31(火)終値99.05ドル+11.24ドル
◎エヌビディアからの20億ドルの出資と資本・業務提携の発表を受け、前日比+12.8%高と急騰しました
◎エヌビディアがマーベル株を取得し、顧客が両社のコンポーネントを用いてセミカスタムのAIインフラを構築できる体制を整えるとのことです
◎また、高速ネットワーキング向けカスタム半導体をエヌビディアのシステムに統合し、次世代技術「シリコンフォトニクス」での協業も推進する方針のようです
◎マーベルが手がけるカスタムチップは本来エヌビディア製品と競合し得ますが、エヌビディアのエコシステム内での互換性を確保することで、アマゾンなど大手顧客の需要を囲い込む狙いがあるようです
◎アナリストからはAI分野の覇者による「お墨付き」を得たとして、技術の広がりや数年以内の収益上振れを期待する声が上がっているようです
ウエスタン・デジタル<WDC>
◎2026/03/31(火)終値270.49ドル+18.82ドル
◎あるアナリストが投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」へ引き上げ、目標株価を170ドルから340ドルへ倍増させたことを好感し、前日比+7.4%高と大幅に反発しました
◎グーグルのAIメモリー圧縮技術「TurboQuant」による需要減退懸念に対し、HDDへの影響は皆無でNANDも軽微にとどまるとの分析が示され、直近の急落は「魅力的な買い場」と判断されたようです
◎AI主導のデータ経済において大容量HDDの需要が極めて堅調なほか、2026年度1-3月期の売上高が前年同期比で約40%成長する見通しなどが改めて評価されたようです
◎同様に投資判断「アウトパフォーム」を維持し目標株価を500ドルから620ドルに引き上げられたシーゲート・テクノロジー・ホールディングス<STX>+8.09%や、前日に急落したマイクロン・テクノロジー<MU>+4.98%なども買い戻されました
フリーポート・マクモラン<FCX>
◎2026/03/31(火)終値58.78ドル+4.13ドル
◎有事の懸念後退に伴う米長期金利の低下とドル安を背景に、金先物価格が3日続伸したことが好感され、前日比+7.55%高となりました
◎金先物が4,678.6ドルまで急騰し、同社の主要産品である金・銅の収益拡大期待が強まったようです
◎トランプ大統領によるイラン軍事作戦終結の用意や、イラン側の停戦意思が報じられたことで、リスク回避のドル買いが巻き戻され、金価格の押し上げ要因となったようです
◎金利を生まない資産である金にとって、米長期金利の低下が追い風となったようです
◎これにより、ニューモント<NEM>+4.97%、金(ゴールド)コース(SPDRゴールド・シェア<GLD>)+3.78%なども買われました
コインベース・グローバル<COIN>
◎2026/03/31(火)終値174.61ドル+13.82ドル
◎地政学リスクの後退に伴う投資家心理の改善と暗号資産(仮想通貨)のビットコインの上昇を受け、前日比+8.59%高となりました
◎トランプ大統領がイランとの軍事衝突を終結させる意向を示したことで、ビットコインが68,334ドルまで上昇し、暗号資産取引プラットフォームを運営する同社の収益期待を押し上げたようです
◎地政学的緊張による原油高や不透明感が和らぎ、自信を取り戻した投資家による株式市場への資金流入が加速したことも背景のようです
◎これにより、ロビンフッド・マーケッツ<HOOD>+6.35%、ストラテジー<MSTR>+2.76%なども買われました
インテル<INTC>
◎2026/03/31(火)終値44.13ドル+2.94ドル
◎中東の軍事衝突が終結に向かうとの観測から半導体株全体に買い戻しが広がり、前日比+7.13%高となりました
◎トランプ大統領がイランでの軍事作戦を終える用意があると報じられたほか、イラン大統領も停戦の意思を示したことで、投資家心理が急速に改善しました
◎フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が+6.24%高と急騰するなか、直近の調整でS&P500やマグニフィセントセブンの予想平均PERが20倍を下回るなど、割安感が強まっていたことも買いを誘ったようです
◎これにより、オン・セミコンダクター<ON>+11.24%、アーム・ホールディングス ADR<ARM>+10.45%、ラム・リサーチ<LRCX>+6.86%、KLA<KLAC>+6.49%、アプライド・マテリアルズ<AMAT>+5.77%、ブロードコム<AVGO>+5.48%、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>+3.76%など半導体関連銘柄が軒並み高となりました
コンステレーション・エナジー<CEG>
◎2026/03/31(火)終値279.25ドル-19.36ドル
◎投資家向け説明会で公表した収益見通しが市場予想に届かず、失望売りから前日比-6.48%安となりました
◎2026年12月期今期の一株当たり利益予想を11〜12ドルとしましたが、中央値がアナリスト予想の11.73ドルを下回ったことが嫌気されたようです
◎期待されていたデータセンター向けの新規電力供給契約の発表がなく、規制強化や交渉の遅れによる成長の足踏みを懸念する見方が強まったようです
◎自社株買い枠を50億ドルへ拡大し2029年までの高成長維持を強調したものの、目先の具体策を欠いたことでAI電力需要への過度な期待が修正された格好です
アンフェノール<APH>
◎2026/03/31(火)終値126.35ドル+7.2ドル
◎あるアナリストが投資判断を「中立」から「買い」に引き上げたことを好感し、前日比+6.04%高と反発しました
◎データセンター向け高速コネクターでの圧倒的な地位やエヌビディアとの強固な提携が、長期平均を大きく上回る収益成長を支えていると評価されたようです
◎防衛予算の増額や民間航空機の増産を背景に、特殊環境用コネクターなどの産業向け需要も2026年を通じて堅調に推移する見通しとのことです
◎AI普及による光ファイバー移行への懸念に対しても、当面は銅が主流であり、コムスコープからの事業買収により次世代製品での地位も揺るがないとの見方が示されたことも好感されたようです
スナップ<SNAP>
◎2026/03/31(火)終値4.6ドル+0.58ドル
◎アクティビスト(物言う株主)のアイレニック・キャピタルが約2.5%の株式取得と経営改革を求める公開書簡を提出し、前日比+14.42%高と急騰しました
◎アイレニック側は、現在の時価総額約79億ドルに対し本来は350億ドルの価値があると主張し、目標株価を現在の約4ドルから26.37ドルに設定して不採算なARメガネ事業の閉鎖や約1,000人の人員削減を要求しました
◎上場以来の株価低迷を批判し、1株1議決権へのガバナンス是正やAIを活用した広告収益化の向上、大規模な自社株買いの実施を求めたことが買い材料視されたようです
◎経営陣は株主の意見を歓迎しつつ独自の収益性向上策を継続する意向を示しましたが、抜本的なコスト構造の見直しによる企業価値の再評価を期待する買いが集まったようです
◎これにより、メタ・プラットフォームズ<META>+6.66%、トレード・デスク<TTD>+3.08%などのネット広告関連株も買われました
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