【株価が動いた理由】第一三共

【株価が動いた理由】第一三共

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◎2024/9/10(火)終値5,275円-499円

◎抗がん剤候補の治験結果が嫌気され、前日比-8%超の大幅安となりました

◎開発中の抗がん剤候補は肺がん治療を対象とし、治験の最終段階である第3相臨床試験において、主要評価項目の1つである「全生存期間(原因を問わず死亡するまでの期間)」に、統計学的に有意な改善が認められなかったと発表しました

◎抗がん剤候補は英アストラゼネカと開発中の「ダトポタマブ デルクステカン」で、現在の肺がん向け主力薬「ドセタキセル」を投与した場合と比べ、統計学的に有意な改善が認められなかったことから失望売りとなったようです

◎市場では、1年前の中間解析時より改善幅が低下しネガティブな印象との声がある一方で、同社の発表によると、もう1つの主要評価項目である「無増悪生存期間(治療中および治療後に病勢が進行せず安定した状態の期間)」はすでに達成し、有意な改善を示したとのことです

◎株価は8月5日安値4,790円から8月30日の上場来高値6,257円へ上昇、その後は弱含み、この日は一時5,171円まで下落しました

 

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公開日:2024.9.10

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