アップル＜AAPL＞

◎2024/9/9(月)終値220.91ドル+0.09ドル

◎米国株市場が大きく上昇する中、アップルがイベントを開催しましたがiPhone 16の価格が据え置かれたことで、一時-1.9％下落したものの、その後値を戻しました

◎アップルはこのイベントで、iPhone 16、Apple Watch、AirPodsなどの新製品と、AI（人工知能）機能のApple Intelligence、iOS 18やSiriの新機能などを発表しました

◎iPhone 16はカメラ機能の向上やApple Intelligenceの搭載など魅力的な進化を遂げたものの、市場では前作と同等の販売価格に据え置かれたことが、ややネガティブに捉えられたようです

◎一方で、従来モデルより画面サイズが30％広く、ディスプレイが40％明るくなったApple Watch Series 10や、アクティブノイズキャンセリングや難聴サポート機能などが追加されたAirPodsシリーズは、ウェアラブル部門の成長に貢献しそうと見られているようです

◎全体的には概ね事前に予想された通りであり、かつてのスティーブ・ジョブズ氏の時代のような革新的なイノベーションがなく物足りない、と言う声もあるようです

◎また、ソフトバンクグループ＜9984＞が株式の大半を保有している英半導体設計のアーム・ホールディングスが、iPhone16にアームの設計による最新の半導体が採用されると報道され前日比7.03％上昇しました

◎これらを受けて日本のアップル関連銘柄と呼ばれている、村田製作所＜6981＞、太陽誘電＜6976＞、TDK＜6762＞などは、目新しい発表も無く材料出尽くしとして10日朝時点ではやや値を下げています

◎アップルの株価は7月15日上場来高値237.23ドルから8月5日安値196ドルへ下落、その後8月29日高値232.92ドルまで戻したものの、この日は一時216.71ドルまで下落しました

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