【株価が動いた理由】三菱重工業 -6.98%~DeepSeekショックの影響を受け大幅安

【株価が動いた理由】三菱重工業 -6.98%~DeepSeekショックの影響を受け大幅安

三菱重工業<7011>

💡株価が動いたポイント

✅2025/1/28(火)終値2,125円-159.5円

✅「DeepSeekショック」の影響を受け、前日比-6.98%の大幅安となりました


 

◎中国のAI(人工知能)新興企業ディープシークの低コストAI生成モデルの影響が広がりを見せており、前日からの半導体関連株への売りに加えて、28日は電力設備投資関連株まで売りが広がり、三菱重工業も大きな下げ幅となったようです

◎米国市場で電力関連のヴィストラ<VST>-28.27%、コンステレーション・エナジー<CEG>-20.84%、イートン・コーポレーション<ETN>-15.56%などが急落した流れを受けたようです

◎大手テクノロジー企業はここ数年AI向けデータセンターに巨額の投資を行っており、日本国内でも数多くの施設がオープンし、建設中のものも数多くあります

◎データセンターの運営には多くの電力を必要とすることから、電力株だけでなく、そのメンテナンスを行う企業や発電に関する機器の納入、部品製造といった関連株にも恩恵が大きいと期待され、エネルギー事業を手掛ける三菱重工業も買われていました

◎しかし、ディープシークが安価なモデルを開発したことによって、AIによる電力需要が後退する懸念から、これまで買われてきた電力株やその関連株には一転して割高感が浮上しているようです

◎27日の米国株市場ではAI関連株への懸念からフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は前日比9.2%安と「コロナショック」の2020年3月以降で最大の下落率を記録し、電力株やその関連株に対する先安観も強まっているようです

◎株価は2024年8月安値1,250円から12月上場来高値2,485円へ上昇。この日は一時2,088円まで下落しました

 

 

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公開日:2025.1.28

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