【株価が動いた理由】京セラ +7.44%~政策保有するKDDI株の早期売却と4,000億円の自社株買いを発表

【株価が動いた理由】京セラ +7.44%~政策保有するKDDI株の早期売却と4,000億円の自社株買いを発表

京セラ<6971>

 

💡株価が動いたポイント

✅2025/2/4(火)終値1,696円+117.5円

✅KDDI株の早期売却と自社株買いを発表し、前日比+7.44%の急騰となりました


 

◎資本戦略見直しの一環として政策保有株KDDI<9433>株式の早期売却方針を示したことや、2026年3月期に2,000億円程度、2027年3月期~2029年3月期に計2,000億円程度の自社株買いを行う計画を発表し、買い材料視されました

◎京セラは創業者の稲盛和夫氏がKDDIの前身の一つである第二電電の設立に携わった関係で、現在はKDDIの主要株主となっています

◎KDDI株についてこれまでは「今後5年間で保有株数の1/3程度を売却するとともに、以降も継続的な縮減を検討する」としていましたが、「今後2年間で保有株数の1/3程度を売却するとともに、以降も継続的に縮減する」と変更しました

◎最近は政策保有株を放出した資金を設備投資や株主還元の強化に振り向ける動きを評価するムードがあり、京セラの方針変更が好感されたようです

◎併せて発表した決算で、2024年4-12月期(3四半期累計)売上高は1兆4,920億5,500万円(前年同期比微減)、営業利益は122億7,500万円(同84.6%減)となりました

◎機械工具事業やスマートエナジー事業の市況回復遅れなどを反映し、2025年3月期今期売上高予想を2兆円(前期比0.2%減)へ、営業利益予想を210億円(同77.4%減)へ下方修正することも発表されましたが、これを売り材料視する向きは限定的となったようです

◎株価は2024年1月高値2,333.5円から11月安値1,443.5円へ下落。この日は一時1,760円まで上昇しました

 

 

 

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公開日:2025.2.4

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