💡この記事のポイント
✅キャピタル世界株式ファンド(DC年金つみたて専用)がランクアップ
✅人気の金(ゴールド)は再び最高値を更新
✅エヌビディアは1位に返り咲き
✅三菱重工業が乱高下
🔎登場する主な銘柄
✅つみたて投資枠:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
✅成長投資枠 投資信託:三菱UFJ 純金ファンド、iFreeNEXT FANG+インデックス
✅成長投資枠 米国株:テスラ、アップル、パランティア・テクノロジーズ
✅成長投資枠 日本株:ソフトバンク、任天堂、日本電信電話
2025年1月のNISA(少額投資非課税制度)でみんな何を買ったのか、商品ごとにPayPay証券での購入金額ランキングをご紹介します。
NISAつみたて投資枠【投資信託】
NISAつみたて投資枠 2025年1月 投資信託ランキング | |
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順位 | ファンド名 |
1位 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
2位 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
3位 | キャピタル世界株式ファンド(DC年金つみたて専用) |
4位 | PayPay投資信託インデックス アメリカ株式 |
5位 | iFreeNEXT FANG+インデックス |
6位 | PayPay投信 日経225インデックス |
7位 | はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー) |
8位 | ひふみプラス |
9位 | eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) |
10位 | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス |
※データ:2025年1月分購入代金
つみたて投資枠は米国株や世界株のファンドが人気で上位を占めています。キャピタル世界株式ファンド(DC年金つみたて専用)がはじめて登場した2024年10月は8位でしたが、徐々に順位を上げ、今月は3位にランクアップしました。「PayPayおまかせ運用」でも購入できるファンドです。
NISA成長投資枠【投資信託】
NISA成長投資枠 2025年1月 投資信託ランキング | |
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順位 | ファンド名 |
1位 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) |
2位 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) |
3位 | 三菱UFJ 純金ファンド |
4位 | iFreeNEXT FANG+インデックス |
5位 | グローバルESGハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし) |
6位 | PayPay投資信託インデックス アメリカ株式 |
7位 | Oneグローバルバランス |
8位 | eMAXIS NASDAQ100インデックス |
9位 | eMAXIS/PayPay証券 全世界バランス |
10位 | HSBC インド オープン |
※データ:2025年1月分購入代金
金(ゴールド)に投資できる三菱UFJ 純金ファンドが3位にランクインし、引き続き人気です。東京の金価格は2024年10月31日高値13,819円をつけてから調整局面が続いていましたが、今年に入り史上最高値を更新し、14,000円を超えました。
NISA成長投資枠【米国株/ETFランキング】
NISA成長投資枠 2025年1月 米国株/ETFランキング | |
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順位 | 銘柄名 |
1位 | エヌビディア |
2位 | テスラ |
3位 | 金(ゴールド)コース |
4位 | アップル |
5位 | パランティア・テクノロジーズ |
6位 | コインベース・グローバル |
7位 | ブロードコム |
8位 | スタンダードコース |
9位 | アメリカ高配当株式コース |
10位 | アマゾン・ドット・コム |
※データ:2025年1月分購入代金
先月のランキングでテスラ<TSLA>に1位の座を明け渡したエヌビディア<NVDA>でしたが、今回1位に返り咲きました。AI関連で常に注目を集める銘柄です。
4位のアップル<AAPL>はAI機能「Apple Intelligence」を組み込んだiPhone 16の売れ行きが注目されています。最近は中国のスタートアップ企業ディープシークが開発した低コストAIの登場で、恩恵を受ける銘柄の1つと見られています。
そのほか、トランプ大統領の政策が追い風になりそうなパランティア・テクノロジーズ<PLTR>、コインベース・グローバル<COIN>、ブロードコム<AVGO>などもランクインしています。
NISA成長投資枠【日本株ランキング】
NISA成長投資枠 2025年1月 日本株ランキング | |
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順位 | 銘柄名 |
1位 | 三菱重工業 |
2位 | ソフトバンク |
3位 | 任天堂 |
4位 | 日本電信電話 |
5位 | 日本マクドナルドホールディングス |
6位 | キオクシアホールディングス |
7位 | トヨタ自動車 |
8位 | オリエンタルランド |
9位 | ソフトバンクグループ |
10位 | 日本たばこ産業 |
※データ:2025年1月分購入代金
1位の三菱重工業<7011>は2024年12月上場来高値2,485円から2,050円前後まで調整しましたが、防衛関連株への期待を背景に2,300円前後まで反発しました。その後「DeepSeekショック」の影響で2,100円程度まで売られたものの、直近は再び2,300円前後まで戻し乱高下しています。
3位には「Nintendo Switch 2」を発表した任天堂<7974>がランクインしました。発表翌日には材料出尽くしで売られましたが、高値圏で推移しています。
※各銘柄の詳細は目論見書やホームページ等でご確認ください
記事作成日:2025年2月3日