【株価が動いた理由】日経平均 -7.83%~中国の報復関税で貿易戦争の激化から景気悪化懸念が高まり、歴代3位の下落幅で年初来安値を更新

【株価が動いた理由】日経平均 -7.83%~中国の報復関税で貿易戦争の激化から景気悪化懸念が高まり、歴代3位の下落幅で年初来安値を更新

日経平均

 

💡株価が動いたポイント

✅2025/4/7(月)終値31,136.58円-2,644円

✅始値33,154.97円、高値33,158.87円、安値30,792.74円

✅年初来高値40,083.3円、年初来安値30,792.74円

✅中国の報復関税で急激に投資家心理が悪化し、前日比-7.83%の急落となり3日続落年初来安値を更新しました


 

◎トランプ大統領の相互関税に対し、中国が米国からの輸入品に34%の追加関税を課すと発表したことで、貿易戦争の激化による急速な世界景気後退の懸念が高まり、米株式市場の急落に続き、一時前日比-2,900円を超える大幅続落となりました

◎取引開始直後はパニック的な売りが集中し、日経平均の全採用銘柄の価格が付くまでに約30分かかるなど、流動性低下(買い手が少なく売れない状態)が下げを加速させ、歴代3位の下落幅となりました

◎その後、自律反発狙いの買いで下げ幅は縮小しましたが、円高の進行もあり、安川電機<6506>-20.21%、フジクラ<5803>-16.28%、ディスコ<6146>-14.6%、ニデック<6594>-12.56%などの輸出関連株を中心に大幅安となりました

◎また、世界景気が後退すれば、日銀の利上げが遠のくとの見方から長期金利が低下し、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>-10.36%、三井住友フィナンシャルグループ<8316>-8.17%、みずほフィナンシャルグループ<8411>-10.74%、りそなホールディングス<8308>-12.49%など銀行株も急落しました

◎一方、日経平均非採用銘柄も含め、KDDI<9433>-2.87%、マツキヨココカラ&カンパニー<3088>-1.53%、日清食品ホールディングス<2897>-2.25%、日本マクドナルドホールディングス<2702>-2.44%、小野薬品工業<4528>-0.33%、神戸物産<3038>-1.22%などのディフェンシブ株円高メリット株などは、相場全体の下落に対して底堅い動きとなりました

◎日経平均採用銘柄の内、全225銘柄が下落し、全面安となりました

 

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