【株価が動いた理由】NYダウ -5.5%~中国が報復関税を発表し貿易戦争の激化が懸念され大幅続落。史上3番目の下げ幅

【株価が動いた理由】NYダウ -5.5%~中国が報復関税を発表し貿易戦争の激化が懸念され大幅続落。史上3番目の下げ幅

NYダウ

💡株価が動いたポイント

✅2025/4/3(木)終値38,314.86ドル-2,231.07ドル

✅始値40,097.9ドル、高値40,097.9ドル、安値38,264.87ドル

✅年初来高値45,045.36ドル、年初来安値38,264.87ドル

✅中国が報復関税を発表し貿易戦争の激化が懸念され、前日比-5.5%の大幅続落となりました


 

◎トランプ大統領の相互関税を受け、中国が米国からの輸入品に34%の追加関税を課し、レアアース(希土類)の輸出規制も発表し、世界経済の混乱を招く恐れから、1日の下げ幅として史上3番目の大幅下落となり、年初来安値を更新しました

◎これにより、S&P500も-5.97%、ナスダック総合指数も-5.81%の大幅安となりました

JPモルガン・チェース<JPM>-8.05%は世界経済が後退局面入りする確率を40%から60%に引き上げ、野村総合研究所<4307>は世界の実質GDP(国内総生産)を3年間で0.64%縮小させると試算し「特に米国の低下が大きく、景気後退のきっかけになる規模」と述べました

中国での売上が多いと見られるスリーエム<MMM>-9.18%、エヌビディア<NVDA>-7.35%、キャタピラー<CAT>-5.78%などが売られました

◎NYダウ採用銘柄の中で3日と4日の下げがもっとも大きかったのはボーイング<BA>-9.48%で、二日間で19%の下落となりました

◎その他も景気後退懸念から大幅続落となり、シェブロン<CVX>-8.22%、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>-7.9%、アップル<AAPL>-7.28%、アメックス<AXP>-5.7%などの下げが目立ちました

◎NYダウ採用銘柄の内、29銘柄が下落、1銘柄が上昇しました

◎NYダウ採用銘柄の中で唯一上昇したのがナイキ<NKE>+3%で、トランプ大統領がベトナムの国家主席と「非常に生産的な電話会談」を行ったとのことで安心感から反発したようです

◎NYダウ採用銘柄以外でも主力株や半導体株など軒並み大幅下落となりました。インテル<INTC>-11.5%、パランティア・テクノロジーズ<PLTR>-11.47%、マーベル・テクノロジー<MRVL>-11.16%、テスラ<TSLA>-10.41%、メタ・プラットフォームズ<META>-5.05%、アマゾン・ドット・コム<AMZN>-4.15%、マイクロソフト<MSFT>-3.55%、アルファベット<GOOGL>-3.39%

 

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