神戸物産<3038>
💡株価が動いたポイント
✅2025/4/9(水)終値4,079円+256円
✅始値3,900円、高値4,082円、安値3,862円
✅年初来高値4,082円、年初来安値3,170円
✅円高が進行し、前日比+6.7%の急騰となり年初来高値を更新しました
◎一時1ドル=144.57円台まで円高ドル安が進行し、円高メリット株の代表格である神戸物産が買われました
◎トランプ関税による金融マーケットの混乱で、投資マネーは安全資産へと流れており、為替市場では安全資産とされる円が買われる展開が続いています
◎景気後退懸念から米国の早期・大幅利下げ期待が急拡大し、米ドル売りの傾向であることも円高ドル安の進行に繋がっているようです
◎神戸物産は食材を中心に海外からの輸入品を多く取り扱っており、円高で輸入価格が割安になると利益が増えるビジネスモデルで、円高メリット株として知られています
◎業績は順調で、2月の月次売上高は神戸物産単体で前年同月比7.8%増、営業利益は同5.6%増でした
◎「業務スーパー」の来店客数や売り上げ、利益も好調で、円高進行で利益を確保しやすいとの期待もあり人気化しているようです
◎さらに、景気悪化懸念から消費者の節約志向が強まると予想されることも、「業務スーパー」にプラスになるとの期待も背景のようです
◎株価は年初からおよそ3,200~3,600円のレンジ相場となっていましたが、4月4日にレンジの上限を明確に上抜けたことと円高進行で急騰しています
◎2月20日年初来安値3,170円からこの日の年初来高値4,082円まで28.8%上昇しました
【関連記事】
・相互関税ショックでも上昇した米国株40銘柄
・トランプ関税に負けない円高メリット株3選+7銘柄
・回復期待!AI以外の半導体関連の米国株6選
・不透明相場で出番がくる「ディフェンシブ株一覧」日米6選+107銘柄
・【注目ファンドを深掘り】 eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
・「ブランドランキングTOP100」の日米株10選+36銘柄
・【投資相談室】大幅下落時の対処法は?バフェット氏の投資哲学に学ぶ